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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2023/3/18

 聡太くんのキャットフードを、グレインフリーのものに変えたら、だいぶお腹ゆる太郎がおさまってきた。まだ食べすぎるとゆるくなるのだが、標準的なUNKOが出ていると言えるだろう。
 しかしグレインフリーのキャットフードにも弱点がある。つなぎの穀物が入っていないので、袋の底のほうになると粉々になりがちなのである。
 なるほどつなぎというのは大事なのだなあと思う。そばと同じだ。そば粉100パーセントなら香りはいいのだろうが作るのが難しくなる、ということか。
 とにかく聡太くんが健康ならそれでいいんである。たまちゃんのときも感じたが食べ物というのは健康に大きな影響を与えるのだなあと思う。
 たまちゃんも、歯なしなのに頑張ってカリカリを食べていたが、歳をとったらカリカリを食べたがらなくなった。しかしパウチに変えたらもぐもぐ食べた。あれは嬉しかった。
 結局最晩年はシリンジでご飯を飲ませて、それすらぺっぺっとやられていたわけだが、そんな状況でもカツオの刺身(パッケージに「脂がのっている」というシールがあった)は喜んで一口食べた。思い出すと泣けてくる。いまだにスーパーの鮮魚エリアで「脂がのっている」のシールを見ると切なくなるのだった。

お餅のような後ろ姿。


 さて、あさって月曜日は聡太くんの誕生日なのだが、きのうの夜母氏に用事があり夕飯がスーパーの寿司だったので、聡太くんの誕生日に人間だけ寿司を食べるのもなんだかねえ……となってしまった。
 まあ聡太くんはお祝いの食事をするわけにいかないので、人間が勝手に祝うだけなのだが、やはり1歳の誕生日を無事に迎えられたというのはすごいことではなかろうか。
 子猫が春の季語、というのはなんだかいいなと思う。インスタ的な俳句よりならツイッター的な短歌が好きなのだが、それでも子猫は春の季語、というのは大好きな事実である。
 ついこの間まで春の季語だった聡太くんはすっかりでっかい猫になった。生まれたてのところを見たわけではないが、2ヶ月で我が家にやってきたときのちっちゃさは忘れられない。
 ずいぶん体も態度もでっかくなった。それでも聡太くんは我が家の、世界一かわいい猫だ。

「てれびよりぼくをみてよ」


 センバツが始まってしまった。これからは当分父氏がテレビにかじりつく生活が始まる。高校野球はプロ野球では起きないことが起きるのが面白いらしい。
 わたしは野球にさっぱり興味がないのだが、2018年の夏の高校野球は夢中で観た。秋田県民だからである。
 令和最初の百姓一揆を起こしてくれるチームというのは出てくるのだろうか。まあ百姓一揆は中央勢力に鎮圧されがちなのだが。
 聡太くんは野球には興味がないようだがボール遊びは好きだ(そこ、無理にこじつけたとか言わない)。投げてやるとジャンプしてキャッチして打ち返してくる。素晴らしい身体能力である。
 我が家の聡太くんは棋士というよりアスリートっぽい印象を受ける。なんのスポーツをするのかはさっぱりわからないものの、無駄に毎日高いところによじ登って鍛えている。健康! という感じだ。
 きのう寝ようとしたら\がしゃん/という音がして、なんだなんだと台所に向かうと、シンクに置いてあった父氏のハイボールのグラスを倒して氷で遊んであんよをビチョビチョにしていた。グラスを割ったわけではなさそうだったが、しっかりと叱っておいた。たぶん右から入って左に抜けていくのだと思う。
 わたしはこれからもたぶん毎日、「お〜ま〜え〜!!!!」と叫び続ける。聡太くんはそういう子だ。

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