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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2024/6/15

 きのうの昼間、聡太くんはずっと茶の間の父氏の椅子に座って寝たりぼーっとしたりしていた。あまり探検に行く気分でなかったようだ。
 きのうもやっぱり暑かった。もしかしたら物置が暑いから探検にいかないのかもしれない。
 きょうもジリジリと暑い。洗濯物がよく乾くことだろう。聡太くんは涼しいところがよく分かるので、廊下にコテンと「落ちる」業務をするかもしれない。
 猫というのは暑いと廊下などのフローリングにコテンと落ちている。犬もそうらしいがわからない。
 聡太くんは子猫のうちこそ元気いっぱいで「落ちる」とは無縁だったが、去年あたりから落ちているようになった。まあ子猫だったころは暴れすぎて突然電池切れを起こしたりしていたのだが。
 昼間あんまり寝ていると夜に暴れるのでなるべく元気よく活動していていただきたい。でも猫という生き物は寝ないと食欲が出ないらしいのでほどほどに寝る必要もあるのだと思う。
 バランスが肝心である。

 今朝起きてきたら聡太くんはケージに入れられていた。人間の朝ごはんに玉子焼きがついてくるからである。
 きっと玉子を割る瞬間から「それはたまごですね!? ぼくのぶんはありますか!?」とハッスルしたのであろう。聡太くんはこうやって、よく人間が食べているものを食べたがってケージに入れられる。懲りないのだ。
 ケージといえば、この間ケージから出すときに鍵を外したらたまたま頭がドアに当たって開いたのだが、どうやらそれは本当にたまたまだったらしく、そこから「かぎがなければどあをおせばでられる」ということは学習しなかったようだ。それでいいのだろうか。
 思えばわたしの部屋の前で大声でニャーニャー騒ぐことはあっても、たまちゃんのようにドアの前でシャカシャカとジャンプするのを見たことはない。個性というのは面白いものだ。2階に行っても半開きのドアの前で「あけて〜」と大騒ぎするのだそうだ。なんという困ったやつだ。静かに自分で開けて行きなさいよと思うが、それもまた個性なのだろう。

「ぼく、ぐんかんまきだよ」


 今朝、母氏が外に洗濯を干していて、わたしはモゾモゾとタンスのある部屋で着替えていた。タンスのある部屋は奥の物置に繋がっており、外の物干し場は物置から外に出るとある。
 着替え終わってタンスのある部屋を出たら、聡太くんがバッチリスタンバイしていたのだが、うまいことあしらって突破させなかった。
 生粋の飼い猫とはいえ外の世界に興味があるのだと思う。脱走したら戻ってこない恐れもある。だから洗濯を外に干すときは誰が干しても緊迫する。
 猫は家の中でまったりしていればそれでいいのである。脱走してはいけない。高級キャットフードでお馴染みであるロイヤルカナンの公式サイトの「子猫を迎えるときに用意するもの」の中に、「安心して遊べる庭」というものがあったが、それは海外基準であろう。
 海外のきれいに整えた芝生の庭なら、少々遊びに行っても問題ないかもしれないが、我が家のようにジャングルになった庭で遊んだら危険である。いやそれは我が家の特殊な事情かもしれない、庭がヤブになっているのはやはりちょっと特殊だ。
 庭木は切ってしまいたいが、事情を知らない人を入れてたまちゃんのお墓が踏まれるのはちょっと嫌だな、というような気もする。とにかく猫は外に出てはならない。

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