見出し画像

きょうの聡太くん 2024/4/22

 先週行ってきた動物病院に、検査の結果が出たかどうか電話をかけてみた。結果は出ていたようで、午後から聞きにいくことになった。
 怖い、とても怖い。まあ本人、本猫? が元気なところを見れば難病ということはないような気もするし、案外「特に変わった菌は出なかったのでただお腹が弱いだけかもしれません」となるかもしれない。あるいはなにか菌やウイルスが検出されてもお薬で治るものかもしれない。
 だが猫は「ここが痛い」とか「具合が悪い」とか、そういうことを口に出すことができない。
 去年の夏に肺炎になったときだって「なんだか具合が悪そうだな」と「猫 鼻ぴくぴく」でググって肺炎の可能性にぶち当たり動物病院に連行したのだ。そして結果としては二日連続のお注射が必要な重症だった。それを思うと人間が猫の病気に気付くのはむずかしいのではあるまいか。
 きのう聡太くんはたいへん健康そうなUNKOをお出ししてきた。どうか、たまたまお腹の調子がよくなかっただけであれと思う。

ごはんが欲しくてグネグネしているところ。


 きょうは冬のあいだ茶の間の大スペースを占拠していた物干しスタンドを片付けた。ソファが移動して、茶の間はたいへん広くなった。
 しかし猫は模様替えを嫌うという。そしてどかした物干しの下やずらしたソファの下から大量のトイレ砂と綿埃が\モッ/と登場してびっくりした。
 人間がやれホウキだ掃除機だクイックルワイパーだとやっている間、聡太くんはケージの上の座布団にまったりぽん……と座り、人間が働くのを見ていた。猫は偉大なる支配者なので仕方がない。
 聡太くんが気に入っているケージの上の座布団もずいぶんぼろっちくなってしまった。人間が使っているのと同じ、ニトリの座布団と座布団カバーなのだが、何故か聡太くんが使っているやつだけ異様にぼろっちい。それともただ単に毛が付着しているだけなのだろうか。
 最近聡太くんはお腹の調子がいいからか神棚によじ登ったり自由にしている。元気というのはたいへん尊いものだと思う。

オマケ。ちょっとドライブした先のコブシの木。


 やっぱり聡太くんはえねっちけーのニュースの「しゃかりきどっかーん」と聞こえるサウンドロゴが好きらしい。見せてやると「わあい!」と見にいったり、そこまででなくてもテレビのほうを振り返ったりする。
 今朝は庭でうるさいくらいウグイスが鳴いていた。ウグイスが「ホーホケキョ!! ホーホケキョ!!」と絶叫するので起こされた感じである。情緒もなにもあったものではない。
 やはり猫にとって鳥の鳴き声というものは気になるらしく、「なんだこれは」という顔で、聡太くんは外を見ていた。
 そういえばきのう大河ドラマが始まる前に「ダーウィンが来た!」の恐竜のやつを見ていたら、聡太くんはCGの恐竜を「なんだこれは……?」と見ていた。変なものが好きなやつだ。
 どうやら聡太くんは飼い主に似てえねっちけーが好きらしい。猫はテレビが好きな印象がある。まあ犬を家の中で飼ったことがない(犬を飼っていた平成のはじめのほうは犬は外飼いするものだったのだ)からサンプルが猫しかないだけなのだが……。

 ちなみにきのう、冬のあいだどうしているか心配していたお隣さんの犬がサンルームで日向ぼっこをしていて、それはそれは安心したのであった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?