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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2024/7/1

 聡太くんがゴキブリを追いかけ回して口に入れようとするので、何らかの対策が必要ということになった。お腹を壊したりお腹に虫がわいたりしたら大変だからだ。ただ吐くにしたって猫の体力だ、消耗することであろう。
 置いておくタイプのゴキブリ用殺虫剤は、猫がみると「なんだこれは?」とド突きまわして遊ぶ、と母氏がどこかで聞いてきたそうで、オーソドックスにゴキブリホイホイを仕掛けることにした。ホームセンターで10枚セットのやつを買ってきて、そのうち5個組み立てて設置することにした。
 すると聡太くんはあの生ゴミの匂いのする誘引剤に興味を示し、あわやホイホイの粘着シートに触りそうになっていた。やめなさいよ。生ゴミの匂いに誘われるとは、きみは本当に生まれついての飼い猫なのか。
 なんとかゴキブリのいそうなところにゴキブリホイホイを設置したのだが、聡太くんはやっぱりゴキブリホイホイが気になるらしくいじくりまわして遊んでいた。やめなさいよ。

 よくインスタなどで、「猫は簀巻きにすると爪が切りやすい」という話が流れてくるので、きのうついに試してみることにした。
 母氏が膝にタオルケットをかけて座っていたら、聡太くんはその上によっこいしょとやってきてぼーっとしていたので、そのままタオルケットで軽く巻いたところ、簡単に片方の手の爪を切らせてくれた。もちろん激しく抵抗し、「いやだ! やめろ!」と騒いでいたのだが、簀巻きなので逃げられないし暴れられない。
 しかしもう一方の手は一本しか爪が切れなかった。おててないないして隠されて、断固拒否されてしまったのだ。
 爪切りを諦めると聡太くんは「あーいやだった!」と逃げ出した。こりゃしばらく人間不信になるな……と思っていたら、その5分後には母氏の膝によいしょと戻っていた。きみは学習しないのか。アホにもほどってものがあるぞ。
 こういうちょっとおバカなところがかわいい。名前の元ネタのひとはあんなに頭のいい人だというのに……。タイトル戦のほうはどうなっているだろうか。

かゆいところはございませんか?


 昨晩の人間の食卓に、スーパーのお稲荷さんが並んだ。甘じょっぱく味付けされた皮に酢飯が詰まっている、至ってオーソドックスなやつだ。
 人間がお稲荷さんを食べ始めたとたん、聡太くんは「おいなりさんですね!? おいなりさんですよね!?」とお稲荷さんを食べようとした。置いた食器やスーパーのパックの匂いに大興奮し、「おいなりさんをくわせろ!!!!」と暴れまわった。
 ここまで積極的ではなかったがたまちゃんはお稲荷さんが好きだった。皮の味をよく吸ってから「食べていいよ」と皮の端を与えると、クッチャクッチャとよく噛んで食べていた。
 聡太くんもお稲荷さんが好きなのかあと嬉しくなったものの、聡太くんはお腹壊しの常習犯なのであげなかった。というかたまちゃんがお腹を壊さなかったほうがすごいのだ。
 本当に、聡太くんが食べたがるものはなんでも食べさせてやりたい。でもお腹を壊すと困るのでできない。つらい。

 とかなんとか言っているうちに今年も半年過ぎてしまった。今月は聡太くんのワクチンを打ちにいかねばならないのだが、いつもの獣医さんが戻ってくる気配はない。やっぱり設備がすごいところで打つしかないのだろうか。ドクターに気軽に話しかけられる感じでないのが嫌なのだが……。

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