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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2024/7/2

 聡太くんがご飯を欲しがる時間がちょっとずつだんだん早くなってきた。猫というのはおそらく24時間より微妙に生活サイクルが早いのではあるまいか、とずっと思っている。
 なにが根拠かというとたまちゃんである。たまちゃんはお腹が丈夫だったのでいっとき食べたがるだけ食べさせてゴロンゴロンに太らせてしまったことがある。あの小ささで5キロあったのだから相当なおデブちゃんだ。
 そのときたまちゃんは深夜に母氏を起こしてカリカリを食べていた。たまちゃんのご飯はカリカリとお水だけだったので、用意するときも一握りカリカリを掴んでお皿にざららーっと入れていた。キャットフードは処方食だったので、袋の裏に量が書いてあり、あとで獣医さんに「この小ささなら体重2キロの量で充分」と言われてそうしたらみるみる痩せたのだった。
 聡太くんは母氏を叩き起こして食事を要求したりはしないものの、だんだん食べたがる時間が早くなってきてしまった。これはよくない傾向である。

 相変わらず聡太くんはハンドクリームが嫌いである。夏なので人間はとりあえずハンドクリームをつける必要はないのだが、食卓によじ登って「それたべたいんですけど」とやっているときにハンドクリームのチューブの蓋をあけて顔に近づけると「うわっなにをするやめろ」という顔をして逃げていく。
 子猫のころからこれだけは嫌いだ。この間過去の弊noteの記事を読み返していたところ、聡太くんが子猫のころ小さな霧吹きを買ってきて噛まれたりテーブルに上がったりしたときにプシュプシュやっていた様子が書かれていたのだが、それはさっぱり効果がなかったようだ。
 結局しつけに失敗して噛み癖が残ったわけだが、それもまあ聡太くんの個性なのだと思う。ガリガリくんだ。こんな子をよそに出すわけにはいかないので、やはり我が家で幸せに暮らしていただく覚悟を決めねばならないのだろう。
 飼い主も猫も幸せに暮らすということの覚悟の重さたるや。
 それはそれとしてハンドクリームが嫌いなのはなぜだろう。別に柑橘の匂いとかいうわけではないのだが。

指を揃えて座っているところ。


 きのう聡太くんは早々と父氏の椅子に座ってトローリと寝てしまった。いやときどき目を開けていたので寝ていたわけではないと思われるが、とにかくリラックスタイムをやっていた。
「ぼかぁくつろいでるんですよ……」という顔をなさっていたので、ボール遊びのルーティーンにお誘いするか考えたが、聡太くんが自発的に物置や台所に行かなかったので、ルーティーンはやらなくていいのだろう、となった。
 おととしの今ごろはたぶん勝手に階段を登ってしまって、階段でジタバタする聡太くんを抱っこするのは危険なのでどうやって下まで連れていったものか? というのをやっていたのではなかったか。成長というのは素晴らしい。
 聡太くんが子猫のころは「本当にこいつと暮らしていけるのか……?」と考えるレベルの大変さだったが、大人猫になったらすっかりおとなしくなった、ような気もするのだがまだ悪いこともたくさんするのであった。そしてかわいいから許されるのであった。

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