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きょうの聡太くん 2023/2/27

 きのう、母氏が知り合いのお土産で、カナダのクッキーをもらってきた。カエデの葉の形をしていて、とんでもなく甘いクリームが挟んであるやつだ。
 それを食べつつコーヒーを飲んでいたら、聡太くんがクッキーをよこせと騒ぎ始めた。手を伸ばして強奪しようとまでしてくる。猫が食べておいしいとは思えないのだが、食べる食べると大騒ぎして、クッキーがなくなってからはクッキーの入っていた母氏のカバンに顔を突っ込んでいた。
 食いしん坊にも程度というものがあると思う。そりゃ穀物が平気な犬ならクッキーのかけらくらいならあげるかもしれないが、猫は穀物をうまく消化できないのではなかったか。
 きょう、ホームセンターでグレインフリーのキャットフードを買ってきた。これでおなかの塩梅がよくなったらいいのだが……。

お外見る(枕詞)。


 聡太くんのトイレの砂を総とっかえした。最初は茶の間でやるつもりだったので、砂の袋を茶の間に持ってきていろいろしていたのだが、どうやらこれは外でやったほうがいいな、と砂の袋を放置して外で作業し、戻ってきて砂を入れようとしたら袋の上のほうがビリビリに噛みちぎられていた。
 なんで砂の袋を噛みちぎるのか、さっぱり理解が及ばないのだが、とりあえずこれくらいなら大丈夫、とトイレに砂を注いだら、予想外のところに穴が開いていて床に散らばってしまった。なんという困ったやつだ。
 しかし新しい砂は細かいタイプだったので掃除機が使えた。ありがたいことである。
 少しずつ環境をよくして、聡太くんのお腹をすこやかに保たねばならない。

「ぼかぁね、たかいところがすきなんですよ」


 きのうはえねっちけー杯を観ていて寝落ちしてしまったので、ゆっくり休もうと思ったのだが、わたしが茶の間からいなくなると聡太くんがわたしを探すらしく、結局昼寝できないまま夜になってしまった。
 大河が始まったとき既になんだか具合がよくなかったので、頓服を飲んだのだが、結局そのまま具合を悪くした。聡太くんは大河の前半10分くらい、鈴入りのボールで運動会をしていて、テレビリモコンの音量ボタンを連打することとなった。
 聡太くんは「鎌倉殿の13人」の壇ノ浦回の日に我が家に来ただけあって、大河に対して肝が据わっている。人間に45分無視されてもぜんぜん平気だ。
 しかし今年の大河「どうする家康」は面白すぎて観るとだいたいわたしが具合を悪くする。去年の大河だって面白すぎたのに、なんでか今年の大河はハイになってしまうようだ。フィクションサムライやフィクションニンジャがどんどん出てきて暴れ回る愉快なドラマだからだろうか。それにしても家康というひとは苦労したんだなあと思う。
 もしかしたら大河の前に観ていたジャンクスポーツでゲラゲラ笑ったのがよろしくなかったろうか。昭和の部活動がテーマだったのだが、男子寮のサッカー部員が駅で拾った女の子のハンカチを、周りの部員に嗅がせるかわりに1回300円もらう、というエピソードが強烈すぎた。
 とにかくなるべく平常心で暮らそうと思う。

 きょうは山のように録画が積まれている。コツコツ消化しようと思っている。

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