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きょうの聡太くん 2024/1/29
きのうの大河ドラマに猫ちゃんが出てきた。平安時代の猫なので上級貴族の家で紐で繋がれていた。キジシロのそれはそれはかわいい猫ちゃんだった。
最近読んだ本で、「キジやキジシロは昔からある毛並みで、サバトラは後世になってからやってきた新しいタイプの猫」というようなことを読んだような気がする。まあ諸説ありますなのだろうと思うのだが。
画面の中の役者猫であるキジシロちゃん(さすがに猫の名前はクレジットされないので名前は分からない)はたいそう可愛らしく、姫君に抱っこされて双六に付き合わされていた。ニャーとも鳴いてみせた。素晴らしい名演技キャットだと思った。
それで一方それを見ている我が家では、母氏の膝の上で聡太くんが爆睡していた。画面からニャーと聞こえても起きる気配すらないほど爆睡していた。こいつは忖度とか演技とかそういうことを一切知らないので、たいへん素直に人間に甘えるのであった。
いや、本当に甘えん坊ここに極まれりなのだ。人間の膝に乗っているときの幸せそうな顔ときたら。体幹がしっかりしているからか少々揺すられた程度ではなんの反応もない。
しかし熟睡しているからと爪切りを取り出すと何故か即起きる。きのうの夕方、ぐっすり寝ていたので爪をぱちんと切ったら、すぐ起きて「やめろ!!!!」と抵抗してきた。
なんという反応の速さだ。聡太くんは爪切りがとにかく嫌いなのである。獣医さんに連行されたときも爪を切られそうになると必死で抵抗する。もちろん無駄で、あっという間に捕まってぱちぱち爪を切られるのだ。
それにしてもどうしてこのひとはこんなに甘えん坊なのだろう。普段は暴れん坊なのにいちど人間に甘えだすと際限なくお膝を要求してくる。
暴れることに関して言えば、チョッキンの効果かそれほどひどい暴れ方はしなくなったものの、それでもいまも「毎日がワクワク、毎日が冒険、毎日がインディ・ジョーンズ」みたいな感じである。窓の外をみてヒャンヒャン言ったり、高いところによじ登ってみたり、勝手にふすまを開けてピアノの部屋に行ったりしている。
そういえばきのうの王将戦で名前の元ネタのひとがまた勝った。勝者のコスプレは鉱山でインディ・ジョーンズのごとき探検家のコスプレだった。
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で。
きのうはえねっちけー杯の解説が名前の元ネタの人だったわけだが、寝るまいと頑張って観ていたのにあまりに元ネタのひとの解説が耳に心地よくて、寝落ちしてはっと気付いたら囲碁フォーカスが始まっていた。不覚。無念。
なんというかたいへん的確な解説だなあと思ったのと、聞き手の女流棋士に「この辺から詰みがあるか考えるんですか?」といかにも聞かれそうなことを聞かれていたなあということは覚えている。録画してあるので後で気が向いたら見てみようと思う。
なお猫のほうの聡太くんはえねっちけー杯戦が始まると「にんげん、そふぁによこにならなくていいのか? ぼくはにんげんにのっかってぐうたらしたいぞ?」という態度を取る。それがきょうのヘッダーである。
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