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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2022/8/17
聡太くんが禁断の扉を開いてしまったかもしれない。
きのうの人間の夕飯はホッケの干物だった。それにあまりに興味を示すので母氏がしょっぱくないところをほんのちょっと聡太くんに食べさせたところ、「これはおいしいものだ」と理解してしまったようで、骨を強奪してバリバリ食べた。
まあ骨はほんのちょっとだったので吐くなどはせず、それ以上の盗み食いを許さないためにケージに入れた。
しかしそのとき開いた禁断の扉はただの禁断の扉ではなかったようで、今朝着替えているうちにゆで卵の白身をいくらか食べられてしまった。どうやら人間の食べ物は自分も食べられる、と理解してしまったようなのだ。
まあゆで卵の白身くらいなら特に体に害はないだろうが、しかし先代はゆで卵の盗み食いなんてしなかったぞと叱りたくなる。先代と比べるのは無意味だと分かっているのだが……。
もしかしたら午前中の仕事が思ったより早く終わって家で昼ごはんを食べている父氏の弁当に必ず入っているゆで卵を、ずっと「おいしそうだなあ」と思って見ていたのかもしれない。この食いしん坊め。
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さらに昨日、夕飯の支度をしていると騒ぐので、母氏の友人のお土産の子猫用ちゅーるを食べさせてみたのだが、なんと外袋を開けた瞬間から食べられるものだと察知して、それをくれと必死で訴えかけてきた。
もしかしたら子猫のころ母猫が食べていたとか、そういう理由で食べ物だと知っていたのではないだろうか。半分食べさせて冷蔵庫に仕舞い、きょう残りを湯煎して食べさせた。猫まっしぐらなんてもんじゃない。食わせろ食わせろと、皿に出すそばからペロペロする。
ちゅーるを袋からじかに食べさせてみたいという憧れはあるのだが、先代もそれはうまくできなかったし、食器に開けてやるのがいちばんのようだ。
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で。
きのう聡太くんが毛づくろいしているのを観察していると、股間からなにやらヒョコヒョコと男のシンボルが飛び出していた。
そろそろチョッキンのタイミングなのだろうか。知らない獣医さんに診てもらうのはなんとなく怖い。しかしいつもの獣医さんは手術をしていないので、どのみち知らない獣医さんに行かねばならない。
なので、あさって聡太くんのお腹の薬が切れるのにかこつけて、いつもの獣医さんに相談してみようと思っている。いつもの獣医さんは「袋にタマタマが完全に収まったらチョッキンのタイミング」とおっしゃっていた。しかしシロウトのわたしにはよくわからない。
絵の先生が昔、長老猫が子猫だったころに我が家のいつもの獣医さんにチョッキンしてもらった(当時はまだ手術をしていたらしい)そうなのだが、よーく観察して、「これなら大丈夫!」と言ってチョッキンしてくれたのだという。チョッキンをお願いする獣医さんがそういうちゃんとした獣医さんなのかよく分からないから怖いのである。
絵の先生に聞かされた「あんまり早くチョッキンすると感情が薄くなる」という怖い話もずっと頭にある。ネットで調べたらいつチョッキンしてもそんなに性格に影響は出ない、と書いてあったが、それはネットの情報である。獣医師監修と書いてあってもどこまで信じていいのか分からない。
とりあえずあさっていつもの獣医さんに相談して、書いてもらえるようなら紹介状を書いてもらって、チョッキンする方向で動いてみようと思う。
でも聡太くんにはのびのびと巨大猫になってほしいという気持ちもある。チョッキンしても体は大きく育つのだろうか。分からないが、今後の健康と家庭内の安定のためにもチョッキンしない訳にはいかない。
先延ばしにしたいことだったがちゃんと考えなければならないようだ。来月で生後6ヶ月になる。本にも「6ヶ月ごろチョッキンする」とあったのでいいタイミングなのかもしれない。
というかその前にお腹ゆる太郎なのをどうにかしなければならない。案外いろいろ食べさせたらお腹ゆる太郎は収まるかもしれないなあ……とちょっと思っているのだった。
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