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きょうの聡太くん 2024/6/24

 きょうは美容院に行ってきたので弊noteの更新が遅くなってしまった。しかし家にいる動物の話題というのは美容師さんとのに最適だなぁと思った。ばっさりやってもらって大変スッキリしたのであった。

 最近聡太くんがいやいやえんする。イヤイヤ期だ。まあリアル2歳だから仕方がない。
 夜にボールを転がして遊ぼうね、と物置から茶の間方面に誘導するとき、ボールを拾っている間にわざと元の場所に戻ったり、わざと奥まった段ボールの影に隠れたりして、いままでのように素直にテッテケテッテケ走ってくれない。
 仕方がないので抱っこして台所まで連れてきて、台所から茶の間へ「ほれ」とボールを投げると「わーい!」と茶の間に走っていく。なんだお前は。最初からそうしてほしいのだった。
 イヤイヤ期だ。おとといは大人しく抱っこで移動したが昨日は人間の手に爪を立て、軽く流血した。まあ人間の子供のイヤイヤ期と比べればぜんっぜんっかわいいし、大型犬に散歩中路上でいやいやえんされることを思えば猫のいやいやえんなんて抱っこで移動できるのだしかわいいものである。抱っこすれば「いやだ! やめろ! はなせ!」と暴れるわけだが……。

 人間の子供もそうだと聞いたのだが、なんで猫は静かに悪いことをするのだろう。まあこれも2歳児だと思えば納得のいくことだ。中身は人間換算で20代後半くらいの年ごろのはずなのだが……。
 きのう聡太くんが静かだなあと思ったらビニールの切れ端にミシン目をつける作業をしていた。聡太くんはビニール素材を噛む。そりゃもう親の仇かなにかみたいに噛む。クッチャクッチャと噛む。
 そして今朝母氏が起きてきたら見事にゲロを吐いていたらしい。なんで吐くのに噛むのだろうか。噛んで飲み込むことと吐くことの因果関係がわからないのだと思われるが、人間換算20代後半ならそこを理解してくれと思う。
 しかし聡太くんはちょっとポンコツなところがカワイイので許さざるを得ないのがつらい。

しっぽ長い。


 この間とある知り合いと会う機会があった。その人は母氏と共通の知り合いである。
 わたしはつい、聡太くんを自慢するときに「これみてください」と傷だらけにされた腕を見せてしまう。猫が好きな人なら「タタカイの痕だ!」となるのだが、その人はどうも猫があまり好きでないらしく、「うわあ! 痛そう!」という反応であった。
 その人に「えっ、猫って懐かないの?」と言われて、どうやら聡太くんが猛獣だと誤解されているらしいことに気付いた。そういうときはスマホを出して膝に大人しく抱っこされている画像をお出しすればいいだけなのだが、そこまで頭が回らなくて「懐きますよ? 膝の上で寝たりしてかわいいものです」と言うことしかできなかった。
 母氏がその知り合いに会うというので、「聡太くんが猛獣だと思われてるから誤解だって言っておいて」とお願いして、結局母氏はその人本人でなくその人の配偶者に「聡太くんはこんなにカワイイ」と説明してきたらしい。母氏は聡太くんにめちゃめちゃ懐かれているのでとりあえず説得力のある回答になったのだと思う。
 知り合いは子供のころ猫におかずをかすめられたり布団にオシッコされたりしたらしく、そもそも猫という生き物にいい印象がないようだった。確かに猫のオシッコが臭うのは認めざるを得ないことである。
 次に会うときはもうちょっと誤解されないような話し方をしたい。

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