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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん及びヘドロ飼い主 2023/5/19

 きのうも、「このにんげんはひとりでおひるねできない」と思われたのか、聡太くんは昼寝に参加してきた。嬉しいのだがきのうは真夏日目前の暑さだったので、ホカホカの聡太くんが乗っかってくると大変暑い。
 窓を開けて網戸にしてやると、外の様子が気になるのかずっと網戸の前にいた。出かけるときは窓を閉めていく。聡太くんである、網戸によじ登って倒して脱出するに違いない。
 最近は玄関も気になるらしく、なんとかして突破してやろうと、人間が帰ってくると玄関にスタンバイするし、出かけようとしても玄関にスタンバイする。危ないからおよしよ、と思う。
 たまちゃんは何度か脱走したが、だいたいすぐ帰ってきた。長くてもせいぜい3時間とかそんなものだったと思う。たまちゃんは凄まじいビビりだったからだ。脱走しても自由を満喫することはなく、植え込みなどに隠れて怯えていた。ならなぜ出る。
 しかし聡太くんは無敵の聡太くんである。怖いものなどなにもない。そんな聡太くんが出ていってしまったら、成人式のあとの飲み会に参加した若者のごとく、気が済むまで自由を楽しむだろう。怪我したりダニに食われたりしながら。
 ツイッターで以前「冒険の旅に出て家族全員諦めていたところに5年ぶりに帰ってきた勇者猫」の話を見たことがあるのだが、そういうことはしないでいただきたい。お家の中は安全である。

「どうも、おとこまえです」


 さて、ヘドロ飼い主のほうは、薬が減ってなんとなく常にハイである。いろいろなことをいっぺんにぐるぐるぐるぐる考えているのだが、そういうのは創作をしたり読書をしている間は止まっているので、大変楽しく創作や読書に打ち込んでいる。
 昼寝を長くとらなくても平気なので、最近は1日1万字くらい書いている。読書もゲームもゴリゴリやっている。楽しい。
 最初はハイな感じに慣れなくて不安だったが、慣れてきたら案外調子よくいろいろなことができるようになった。ただがんばりすぎると具合を悪くするのでほどほどで頑張るつもりではある。
 読書のほうはオバロマラソンをいったん中断して、きのう買ってきたガガガ文庫の新刊2冊を先にやっつけることにした。相変わらずガガガ文庫は面白い本を作るなあ、と思う。
 読書を楽しめる体質は父氏からの遺伝なのだが、もうちょっと運動のセンスも遺伝してほしかった。いつも聡太くんを捕まえるのに苦戦するからだ。母氏は運動が苦手ではあるもののわたしと違ってスポーツ観戦するのは好きなので、そのぶんの運動神経で聡太くんをホイと捕まえてみせる。わたしはどうしても逃げられ反撃される。ギギギである。

 去年の今頃は猫用ミルクを作って聡太くんの子猫様ランチに添えていたのだよなあと思う。もしかしたら一緒に茶の間で寝ていたかもしれない。グーグルフォトがガチ子猫時代の去年の写真をどしどし流してきて、「ちっちゃ……え、やば、ちっちゃ……」となっている。よくまああれだけ大きくなったものだ。

おててが! クリームパン!!


 全くの余談だが、いまやっているえねっちけーの朝ドラ「らんまん」が面白すぎる。主人公である万太郎の草オタク天才ぶりで小学校中退の身分でありながら東大に出入りするという凄まじさよ。そしてヒロイン寿恵子の腐女子ぶりよ。
 だって着物に日本髪の女の子が南総里見八犬伝を開いて「えっ、ちょっと待って、尊い!」と叫ぶ朝ドラってどういうことだ。いいぞえねっちけー、それは正しい受信料の使い方だ。
 なのでツイッターで有識者的な人がえねっちけーはスクランブル放送にしろ、みたいなことを叫んでいるのを見るとげんなりする。こんなすごいドラマを作っているのに……。
 えねっちけーといえば、録画した「NHK天然素材 翔んでるサイエンス」という番組を観た。えねっちけーのアーカイブから、とんでもない映像を集めてきた変な番組だ。鶴の雛に飛び方を教えるおじさんだとか、ナマコを揉んで内臓を吐き出すところを小学生に見せるおじさんだとか、ツチノコに人生を賭ける若者だとか、ヤバい人しか出てこないヤバい番組だった。受信料が正しく火を噴いていると思った。
 たまちゃんは若いころ、えねっちけーの「さわやか自然百景」が大好きだった。オープニングの音楽を聴いただけでテレビの前に走っていくのだ。
 ちなみに聡太くんは母氏によるとテレビ体操が好きらしい。テレビに映ると「ひゃんっ」と叫んで観にいくそうだ。猫は謎である。

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