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きょうの聡太くんとヘドロ飼い主 2023/2/14

 きのうは「RRR」を観てきた。すさまじい映画だった。劇場で観るのを激しくオススメする。なんというか「問答無用!」という感じの娯楽超大作で、3時間が一瞬だったし、音楽もめちゃくちゃ良かった。
 この映画は1920年のインドが舞台なのだが、日本だったらよく朝ドラになる時代だなあ、と思った。日本人女性は日本髪に着物が多い時代だ。
 とにかく面白いのでぜひ観てほしい。ちなみに帰ってきたら聡太くんは拗ねたように母氏の膝に乗っかりにいった。

「あける〜」


 聡太くんのお腹ゆる太郎がなかなか治らない。なんというか、黒々と硬くてつややかな、カブトムシの背中のごときよいUNKOを出してほしいのだが、いつもちょっと明るい色をした柔らかめのUNKOが出る。
 でもとりあえず固形のものがちゃんと出ているのは確かだ。もうちょっと頑張ってお腹に留めてよく消化吸収してほしい。
 きのうわたしが映画を観ている間に、母氏が百均でオス犬のオムツカバーを探したらしい。獣医さんに「百均で売ってるよー」と言われたからだ。しかし見つからなかったと言っていた。
 こうなったらもはや腹巻きを自作するほかないのではなかろうか。ソーイング・ビーだ。「じゃあリメイクの課題だよ!」「古いトレーナーで猫の腹巻きを作ってもらう」「制限時間特になし」という感じだ。
 ミシンを出せばあっという間にできそうだが、聡太くんがいるのでミシンは出せない。危なすぎる。
 パソコンやキーボードにチョッカイはしなくなったが、しかしそれはわりかし静かな道具だからだと思う。ミシンみたいに「ダッダッダッダ」と大きな音のする機械だと「なんだなんだ」とチョッカイをかけにくるのが容易に想像できるし、うっかりすると怪我をさせかねない。
 寒さが原因ならそう遠からずお腹ゆる太郎も治るのではないだろうか。

玄関を探検。


 きょうは公募の原稿をゴリゴリ進めた。
 きのうの「RRR」や、今年の大河「どうする家康」で面白いシーンやカッコいいシーンはドーンと盛っていいことがわかったので、面白さのインフレを目指そうと思っている。
 しかし自分の力の限界がそう遠くなく見える。こんな森林限界は見とうない。
 そんな人間を高いところから見下ろし、ときどき外の鳥を見てヒャンヒャンと「にんげんあれとってくえ」と言ってくる聡太くんは自由でいいなあと思う。
 自分の力の限界だとかそういうことを考えなくてよくて、すべてが伸び代の聡太くんはすごい。まだまだすべてが伸び代である。うらやましい。
 飼い主のほうは楽しい創作を目指して相変わらず聡太くんをキャラクター化するのにやっきになっている。だんだんそれっぽいものが描けるようになってきたものの、まだ「それっぽい」の域を出ない。こっちは限界がまだまだ遠そうだが、頑張ってやっていくしかない。
 書いたものをカクヨムにUPするように、描いたものを堂々と公開すれば上手くなるのだろうか。とりあえず副産物の宇宙人はツイッターにUPしてけっこう面白がってもらえているが、わたしが描きたいのは宇宙人でなく猫のキャラクターなのである……。
 どうして毎日顔を合わせる聡太くんをうまく描けないのか……という気持ちである。

 いや、絵描きでなくラノベの書籍化作家を目指しているわけで、聡太くんのイラストは完全に本気というわけではない。そこは自戒を込めてここに書いておく。
 ただ作りたいものを作る手段は多いほうがいいよね、というだけのことなのだ。
 言い訳したわけだが寝る前に落書き帳を開いて落書きするのは楽しい。ストレス解消になっている気がする。
 しばらく公募の作品に手をつけられなかったので、きょうはゴリゴリ書けて楽しかったし、小説を書くのはとても楽しい。

 バレンタインデーであるがなにか楽しいイベントが発生する気配はない。きのうスーパーのベーカリーコーナーで昔はレギュラーだった「チョコキング」という菓子パンが復活していて嬉しかったくらいだ。
 まあ頑張って生きていこうと思う。

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