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環境も、人も見捨てないエシカルPCが我が家に届くまで②

前回は、エシカルPCと私が出合うまでの過程を書かせていただきました。 今回はその続きを綴っていきたいと思います。

ZEROPCのホームページで3つの質問に答えると、私におススメの商品のシリーズをWEB上で提案してくれます。PCに詳しい人はそこで選べるかもしれませんが、前回も書いた通り、生粋のアナログ人間。おススメのシリーズを提案してもらっても、どれをえらんでいいのかわかりません。
そんな人でも安心してください。そのWEBからZEROPCさんをLINEで友だち追加すると、スタッフの方が丁寧に商品選びをサポートしてくれます。
友だち追加をするとまず、2つのことを聞かれます。
・より詳細なPCの用途
・希望の商品シリーズ
です。

より詳細なPCの用途は、自分がどうパソコンを使うかを書けばいいだけなので簡単ですよね。私もすらすらと書くことができました。会社から支給されているパソコンがあるので、持ち運びをしないこと=小型のノートPCである必要はないこと。また、その時使っていたパソコンで気になっていた、いろいろなソフトが入っているせいで、広告のポップアップが作業の邪魔になることを解消したい、だから余計なソフトはいらず、シンプルなものがいい旨をきちんと書き添えました。

希望の商品シリーズ、ここでハードルが上がりますよね。私は
・アナログ人間なので、自分で商品を選ぶのは難しいこと
・WEB上で3つの質問に答えたときにおススメされたのはどのシリーズだったか
を書き添えて返信。

すると1時間ほどで、おススメの商品が記載されたメッセージが届きました。その商品の画面のインチ数、特徴などが丁寧に書かれています。 またZEROPCはOfficeではなく、WPSソフトが標準搭載であること、MicrosoftOfficeとの互換性は90%とのこと。一部の特殊フォントや3D描写、エクセルのマクロなど高度な表計算はできないそうです。執筆に特殊なフォントを使うことはめったにありませんし、3D描写もマクロ表計算もおそらくしません。必要があっても、持っているiMacにOfficeを入れているので、困ることはなさそうです。WPSソフトについてネットで調べてみたところ、特に悪い点も見つかりませんでした。問題はなさそうです。

そして、驚いたのが価格帯。なんと5万円台!同じメーカーの商品を買ったら、おそらく15万円オーバーのものが、中古とはえこの価格で手に入るとは驚きです。

私は目が悪く、画面が小さいと文字が読みにくいため、もう少し画面が大きいのがあると助かるとダメ元で聞いてみました。 するとしばらくして、新しい商品、画面が大きく、Bluetooth対応、Windows11にも対応しているものが入ってきたと連絡がありました。
価格は少しあがりますが、納得できる範囲内のもの。 気になるところがあれば、1カ月は返品可能という保証もありますし、この商品に決めることに。

数日後、私のもとにエシカルPCが届きました。 段ボールを開けて最初に飛び込んできたのが、この記事のTOPに使っている写真の言葉です。
「環境も、人も見捨てない」……。

エシカルPCが届いてから、2カ月ほど経ちますが、以前使っていたパソコンのようなストレスもなく、便利に使うことができています。Windows11のアップロードも先日、行い済みです。WPSソフトもOfficeとの互換性に問題が生じることもなく、さくさく動いてくれています。

実は、購入後、PCのスピーカーの音量が小さく、オンラインで人と話す際に声が聞こえにくいのが気になって、ZEROPCさんに問い合わせたことがありました。技術サポートチームの方が遠隔操作でスピーカーの音量まわりの設定をチェックして、サポートをしてくれました。 そういうきめ細やかな対応もうれしいですよね、アナログ人間としては。

という訳で、無事にエシカルPCは我が家にやってきたのでした。

つい最近まで、ものを買う=新しいものを買うことが一般的だったと思います。 でも社会は大きく変わって、新しいものを買うだけが、消費行動ではなくなってきているのです。 環境への負荷やリスクを極力小さくするための、消費行動とは何なのか? 環境への負荷やリスクを極力小さくするために、私たち一人ひとりができることを考える。 そんな時代になっている。
つまり消費行動にも多様性が生まれているということなのです。 新しいものを買うだけではなく、このエシカルPCを選ぶような消費行動を選ぶのも選択肢の一つ。 さて、あなたは買い物をするとき、どんな選択をしますか?

*後日談 その時、私が使っていたパソコンはZEROPCさんに寄付しました。適した修理を難民の方たちにしていただいて、必要としてくれる人に使ってもらえるように。ただ捨てるだけじゃない、「捨てる」にも多様性を!


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