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うまくいかない時に陥りがちな思考パターンと考えるべきこと

人は時に「うまくいった、うまくいかない」の狭間で苦しむことがありますよね。僕もそう。

そしてそのような時、

「うまくいかないのは自分が悪いからだ。何かが足らないからだ」

あるいは、「相手や周りが悪いからだ」「状況や境遇が悪いからだ」と外に原因を求めることも。

そう思うことってありますよね。でもね、果たして本当にそうなのでしょうか?

実はコントロールできないことをコントロールしようとしているのかもしれない。だから苦しいのかもしれない。


メンタルヘルスを保つための境界線 - 自分がコントロールできる領域、そうでない領域


僕らの周りで起こる出来事の原因には、3つの領域があります。私の領域、相手の領域、自然の領域の3つです。

1. 私の領域(私の思考、感情、感覚)
2. 相手の領域(相手の思考、感情、感覚)
3. 自然の領域(自分ではどうにもならない
災害や天候、世界で起こることなど)


3(自然災害や世の中の出来事)はコントロールが不可なのは何となく分かりますよね。

2(相手の問題)はどうにかしようと奔走してしまいがちです。2の領域まで入ることで人は消耗します。


世の中で事件が起こった時など「自己責任論」が取り上げられることが増えましたが、全て1(自分の問題)とは言い切れません。人間関係のもつれは双方に原因があることが多いもの。

1(自分の問題)を他人に負わせると関係性に負荷を与えてしまうし、2(相手の問題)を1(自己責任)と受け止める必要もないのです。


良い意味で自分の領域には責任を持ち、他者をコントロールしない。ここから先は入らないし、ここから先は入らせない。そんな優しい境界線を引く事がメンタルヘルスにはとても重要です。


うまくいかない時の自分との向き合い方


他人の領域に踏み込んだり自分を責めたりするよりも、上手くいかないことでイライラしている自分、落胆している自分を真っ先に分かってあげる自分でいてあげてください。そんな自分にこそ、スペースを与えてあげること。


僕自身も、インテグレイテッド心理学(※)や様々な心理療法を学んだり、セルフワークを通して自分を見てきたりして、お腹からそれが感じられるようになりました。

うまくいく、いかないのところに必死でしがみついていた自分の思いにも気づいてあげたいですね。でないと、本当に「自分が、自分が」の世界に入りやすいから。


※ 創間の「心のコラム」やメンタルセラピーは、従来の心理学に加えて非二元(悟り)の考え方に基づいています

創間の「心」の基本的な考え方については、こちらの記事をご覧ください ↓

(©️Motoya Souma)


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創間 元哉(そうま もとや): 生きづらさや心の傷を解消し、心地よく生きたいあなたに向けて、出張・訪問型のセッションとオンライン(通話 / 文字チャット)で日本全国どこでも駆けつける「旅するメンタルセラピスト」。 ワークショップ型ライブ体験で心が楽になる「プレミアムサロン」(noteメンバーシップ)主宰。


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