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頑張ることは当たり前じゃない。殆どの人が縛られている「がんばる教」の危険性

「もっと頑張れる」「頑張って」
頑張ることは、どこか美徳のように言われますよね。

確かに頑張ることは良い事です。僕も頑張るときは頑張ります。でも頑張れないときはあるし、頑張らなくていいときは頑張りたくありません。

いつだって頑張れなければ
「普通ではなく、劣っている」

そう思っていませんか?


「頑張る」ことが当たり前、頑張らなければいけないという考え方は、まるで僕らにとっては宗教のよう。

この無意識のうちに僕らを縛り付けている考え方を、ここでは「がんばる教」と呼ぶことにしましょう。

「がんばる教」の教義はこうです。

・頑張ることで初めて人から必要とされる

・頑張ればきっといつか安心できる

・頑張ることが当たり前なのだから、いつでも頑張るべき


お互い頑張ることが当然。頑張れない自分は価値がない」

そう信じて生きていると、そのレールから外れた時「みんな頑張っているのに、自分は頑張れない」と自分を責めてしまいます。とてもみんなから疎外された感じを持ちやすくなります。


問題は、病気や事故により療養することが望ましい状況になった時です。この「がんばる教」に入信しているとしっかり休めなくなってしまいます。休みながら自分を責めていると回復は必然的に遅れてしまいます。


なぜ「がんばる教」から抜け出せないのか


ひとつは先述のように、頑張ることが美徳とされている社会の価値観。その価値観を持つ周囲の人からの「頑張りなさい」という期待。

そして、もうひとつは自己肯定感の低さです。

もともと自己肯定感が低かった方など、頑張って評価されることで自己を保っている場合があります。そのような方が急なアクシデントにより休むことを余儀なくされると、さらに苦しみを抱えやすくなってしまいます。


がんばる教から卒業しよう


あなたはがんばる教に入信したことで、逆に頑張れなくなっていませんか? そのしがらみに気づき、自分の本当の思いと向き合うことが重要なのです。

「休む」ことは悪いことではありません。休むことで、心身のリフレッシュを図り、より良い状態で再び活動することができます。時には思い切って休んで、自分と向き合う時間を持ちましょう。


(出張対面セッション中、窓から見えた虹)

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創間 元哉(そうま もとや): 心理セラピスト、カウンセラー、メンタルトレーナー

群馬県出身、在住。親友の自殺と東日本大震災時のボランティア経験を機に、舞台を中心に活躍していた役者からセラピストに転身。

生きづらさや心の傷を解消し、心地よく生きたいあなたに向けて、出張・訪問型のセッションとオンライン(通話 / 文字チャット)で日本全国どこでも駆けつける「旅するメンタルセラピスト」。 

ワークショップ型ライブ体験で心が楽になる「プレミアムサロン」(noteメンバーシップ)主宰。


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