ジョンヒョンが読んでいた本たち
こんばんは。
最近サッカーファンの方がフォローしてくださったのですが(ありがとうございます!)、すみません、わたしはドルヲタでもあるので今日は推しの話になります。
これまでジョンヒョンが読んでいた本について、せっかくなのでまとめてみようと思います。
全ては網羅できませんが、わたしが知っている範囲だけでも。
本人がその本を手にしていたときの画像が残っているものもあるのですが、所謂ファンが撮影した画像なのでここでは掲載しません。
◇한강 - 흰
2016年11月04日の出国時に手にしていた本。
絶対に汚されない、 けっして汚すことはできないある白いことに関する物語。
この本のタイトルは『흰』(白い)ですが、この흰というのはいわゆる形容詞で、本来であれば白い〇〇となるはずの単語。
物語は、この「白い」という形容詞がかかる数々のもの(産着、角砂糖、月、米、波、白紙、白髪など)を目録に65編で構成されています。
そして、この『흰』には日本語訳があります。
◇東野圭吾 - 悪意
2017年02月02日の出国時に手にしていた本。
東野圭吾さんなので読んだことある方も多いと思います。
◇ 정유정 - 종의 기원(種の起源)
2017年02月06日の帰国時に手にしていた本。
ダーウィンではなく韓国の作家さんが書いた長編小説。
『驚くべき洞察力で'悪'の深淵を緻密に描く!』という内容。
これも日本語訳があります。
◇ ドストエフスキー - 罪と罰
2017年02月10日の出国時に手にしていた本。
言わずと知れた世界文学の名作。
◇シュテファン・ツヴァイク - フロイトのために
2017年03月01日の出国時に手にしていた本。
《解説》 ※NAVERより抜粋
『フロイトのために』は30年余り交流の貴重な結果と、フロイトに贈るツヴァイクの愛と尊敬の涙ぐましい献詞だ。 ツヴァイクが書いたフロイト評伝、フロイトと関連された書評と日記、追悼演説文、回顧録だけでなく、二人が交わした手紙を一つに点綴した。 したがって、ツヴァイクがフロイトという人物と彼の精神分析についてどう思って評価したか多角的に現われている。
◇ ヘルマン・ヘッセ - デミアン
2017年03月05日の帰国時に手にしていた本。
『デミアン』は人生の本としてずっと挙げていましたよね。
わたしは岩波書店のものを読みました。
訳文の表現は昔の表現でしたけど、とてもおもしろかったです!
新潮社からも出ています。
2011年07月07日のユタの返信なんですが、ここでも『デミアン』を挙げているんですよね。
その後のことを考えると、『デミアン』は本当に何度も何度も読んでいたんでしょうね。
◇ 尹東柱 - 空と風と星と詩
2017年03月10日の出国時に手にしていた本。
ファンの方からのプレゼントだった記憶があります。
こちらについても日本語訳があります。
わたしも読みましたけど美しい詩集でした。
読んでみたい方は文庫本から読んでみてもいいんじゃないかなと思います。
◇ サン=テグジュペリ - 星の王子さま
秘密読書団という番組で『星の王子さま』を朗読していました。
◇허연 - 불온한 검은 피(不穏な黒い血)
インスタに上げていた詩集。
本の紹介文も読んだんだけど…なんとも言えない内容でした。
伝説の詩集だそうで2014年に20年ぶりに復刊されたようです。
2013年03月15日の出国後に撮ったセルカで、背表紙のタイトルからして『シルマリルリオン』じゃないかと言われています。
『シルマリルリオン』は、J・R・R・トールキンの作品で『指輪物語』などが有名な作家ですよね。
邦題だと『シルマリルの物語』となっているそうです。
2013年の年末にミノと一緒にレイトショーで同じトールキン原作の『ホビット』を観たそうなのですが、そのときのツイートですね。
ここで『シルマリルリオン』の話が出てきました。
3月のセルカは背表紙が何となくしかわかりませんが、12月のツイートのとおり、実際は読んでいたようです。
他にも
・ 『変身』(フランツ・カフカ)
・ 『脳』(ベルナール・ヴェルベール)
※日本語翻訳版は2018年8月現在刊行なし
・ 『黒猫』(エドガー・アラン・ポー)
※この本から욕 (慾)のインスピレーション受けて作詞
・ 『白い闇』(ジョゼ・サラマーゴ)
・ ハリーポッターシリーズ
なんかも挙げてましたね。
特にカフカの『変身』は大好きで何度も読んだとよく言っていましたが、これも人生の本として紹介していたそうです。
撮影でチェコを訪れたときは、カフカの生家まで行ったと話していましたよね(160324 푸른밤)。
生家は今はカフェになっているそうで、コーヒーがおいしかったと^^
もっとあった気がするのですが、ジョンヒョンの世界を少しでも知りたい方は読んでみるといいかもです。
世界文学の名作は日本語でも翻訳されてますしねㅎㅅㅎ✨
その他ですが、おーなり由子さんの『幸福な質問』(韓国語訳が出ています)を挙げていたり、フロイトの『夢解釈』を読んでいたり(170213 푸른밤)と、いろいろな本を読んでいたようですが、読むのは早い方で、一日、二日の間で一冊読んでいたとか。
読むのが早いですし、ジョンヒョンが読んでいた本のことも知れば知るほど、読書をすることも音楽と同じように彼のライフワークだったのかなと思います。
この中から読んでみたら、ジョンヒョンのことを更に感じられそうですね。
それでは、またお目にかかります。