荒れた午前中の天気と頭痛の残る午後のモヤモヤ
こんにちは
モヤモヤした気持ちになることってよくあることで
本質的な解決に結びつけることは難しい。
モヤモヤが育つ豊富な土壌は、学生なら試験の成績とか、社会人なら仕事が上手くいかないだとか、親に連れられたおもちゃ屋の子供なら目の前の玩具だとかあると思う。結局はどんな人でも悩むのは人間関係だ。
転職して2年目のひよっこ29歳独身男性……..(今「独身」とタイプしようとしたのになぜ毒死と表示されたんだろうか…コレがAIのオススメ機能ナノカ??)……は、予想以上だった長時間労働ともはや伝統であろうパワハラ芸の毎日に押しつぶされている。そう、かつては搾取と叫ぶ人々を横目に、「なんでそんなに辛いならやめればいいのに」なんてマリーアントワネットみたいなアタマお花畑な世間知らずだったと思う。運良くまだ辞める勇気と体力は持ち合わせている気がする。
誤解を招かぬように記しておきたいのは、私自身が直接パワハラを被っているというわけではない。私の世代は触れてはいけない「Z」なので、上の世代の方々だってさすがの伝統もここで断ち切ろうと努力されているようである。「私たちと違うんだから」という玉虫色の判断基準で、とても守られていると思う、オフィシャルにはね。
定時以降の一切の残業代はデフォルトの契約から曖昧だったから織り込み済みということで、本来支給されるはずの交通費や日当は必殺奥義の「自腹」と「忖度」であても行方もしらない奉仕の精神が醸成されつつある。
日本人は睡眠時間が少ないとよく耳にするけれど、ココロの設定を馬耳東風にしておいたから、運良く心は傷つかない…はず。
慣れないプール遊びで必死に息継ぎする子供の小さくキラキラした躍動なんてそこにはなくて、オトナオッサンの必死に生きる余暇のコマギレ時間は、YouTubeが無限におすすめしてくる、転職情報とさまざまのな「効率的な」ノウハウで埋め尽くされ、「効率的になった」他人の事例だけはズンズン蓄積されていく。全く成長しないいつか羽ばたく「実践」を夢みては、どれだけ春を待つのだろうか…
どんな人にも救世主は訪れるはずで、「2024問題」は自由な時間を再びもたらしてくれるのだろうか。どう考えても終わらない仕事量はそのままに、時間だけ制限される恐怖政治。本当に残業禁止が執行されるなら理想的に自由時間は増えるのだが、タスクが終わらない十字架を背負わされて、ログに残らない10時間の秘密裏労働がまかり通るから、世の中はマジックだし、ブラック企業は僕達にいつまでもサバイブ精神と絶望からの這い上がり方の修行を与えてくれる。
そんな中でも生きていこう、将来に向けてと。もうのたうち回って資格の勉強をしよう、上の世代が知らない新たな知識を貪欲に学ぼう。。秘密裏に成長しよう、自分に甘えて他人に奉仕するんじゃなくて、数年先の自分のために死力を尽くそう。
朧げながら、夢みたいなものがある。共感できる人たちでこの広い世界の中で、狭くもキラキラした少しの居場所を作るんだ。来るもの拒まず、去るもの追わず、で。誰だって仲間外れな気持ちになったことはあると思うし、僕が作りたい居場所だって肌に合わない人もいると思う。割と正解も答えも見つからず、ずっと迷うことになるかもしれない。寂しい時は誰かがそっとそばで聞いてあげられるように、悲しい時は誰かが一緒に泣いてあげられるように。優しい場所がこの世界にもあったなら、作れるなら…
行き先もわからずに書き続けて辿り着いたのは、雲のような掴むことのできない自由な場所。
無責任にただ記すだけ、思いついたことがどんどん死んでいくのは儚くて苦しくなるから、自分勝手に言葉に推し当てはめただけ。
たまにはこういうのもいいと思う。