【妖珈琲物語】
おは妖ございます。妖店長です。
第一章(第1話~第13話)では
コーヒーが飲めるようになって「半年」で、自家焙煎・販売までたどり着いた「自家成分焙煎 妖珈琲店」店長の珈琲物語を連載致しました。
第二章からは、現在の心境を綴ったり、気になったことをまとめたりしていきたいなと思っております。
宜しくお願い致します。
前回は、「コーヒーとテオフィリン」に絞って話をしました。
今回は、「コーヒーとアルカロイド」に広げて話をしていきます。
カフェインの話
カフェインの薬理作用
https://www.nestle.co.jp/sites/g/files/pydnoa331/files/asset-library/documents/stories/individuals-families/interview10.pdf
カフェイン含有率
缶コーヒーに主に使われているのは「ロブスタ種」になります。
なんと、カフェイン量がアラビカ種の「約2倍」含有!!
缶コーヒーの飲みすぎには注意が必要です妖~!
カフェインの過剰摂取(摂取上限は?)
・「アルカロイド=カフェイン(コーヒー)」×「アルカロイド」を同時に/過剰に摂取
=中枢神経刺激作用などが増強する可能性があり注意が必要
・コーヒーでは1杯を150mlとするとカフェイン80mgぐらい。
というのが前回~上記までに記した主な内容となります。
・健康な成人で400 mg(コーヒーをマグカップで約3杯)が概ね一日の上限となります。
コーヒーと併用注意の薬
麻黄を含有する漢方
「コーヒー単体でも過剰摂取は危険である」ということを踏まえた上で、コーヒーと併用注意の薬を一部ご紹介。
(同じアルカロイドのモルヒネ等は一般的には触れないと思いますので除外です)
⓪大きい分類だと「アルカロイド」
①前回同様、「テオフィリン(気管支拡張剤)」
②同じ気管支拡張剤の「エフェドリン」
漢方では「麻黄」内に含有されています。
③つまり、「麻黄」を含む漢方全てがコーヒーと併用注意!!!
皆様が知っているであろうツムラの第一番「葛根湯」!!!!!
その他、
「麻黄湯」
「桂枝麻黄各半湯」
「小青竜湯」
「五積散」
「防風通聖散」などに「麻黄」が含有されております。
[コーヒーとの併用]に、ご注意下さいませ。
カフェインとドーピングの話
コーヒーとアルカロイドを含む薬のブーストは計画的に。
※真似して不都合生じても、当店は一切責任を負いません。
妖看護師の立場から言うと推奨しません。
過剰摂取すると、カフェイン中毒の症状と変わらない事になると思うので。
が、
妖店長の立場から言うと
「コーヒーは薬」だと思いますし、面白い飲み物ですよね~(狂気)
・多少具合悪い時は、「葛根湯」早期に内服して無理やり出勤する看護師。
・夜勤中の眠気覚ましに「リキッドコーヒー1L(900ml?)ペットボトル」持参して明けまでに飲み切る看護師。
・一人カラオケで5時間歌い続けるのに、コーヒーガブ飲みして気管支を拡張仕掛ける看護師。
・コーヒーが全く飲めなかったのに、化学的追及して自家焙煎珈琲屋さんを副業で始めた看護師。←私
・咽頭痛がある時に「コーヒー」と「蜂蜜」を混ぜて摂取する看護師。
※蜂蜜には抗酸化作用と抗炎症作用があるとされています。
※乳幼児にはボツリヌス菌が悪さをするため与えないでください。
うちの病棟の各スタッフや友人看護師の話です(笑)
国家資格の知識と自身の体調内でバランス取ってます。
今日はここまで!
お読み頂き、ありがとうございました。
2023年08月24日
「自家成分焙煎 妖珈琲店」店長:外堀 妖