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【妖珈琲物語】第19話「千葉県産・珈琲栽培への道」



【妖珈琲物語】

おは妖ございます。妖店長です。

第一章(第1話~第13話)では
コーヒーが飲めるようになって「半年」で、自家焙煎・販売までたどり着いた「自家成分焙煎 妖珈琲店」店長の珈琲物語を連載致しました。

第二章からは、現在の心境を綴ったり、気になったことをまとめたりしていきたいなと思っております。
宜しくお願い致します。



日本で珈琲栽培は可能か?


「妖珈琲店」を2023年05月04日よりBASEで開店してすぐ。
「文献だけでの勉強ではなく、臨床現場(?)の方から直接勉強しよう」と、キャラバンコーヒー様の講義を受講し、「J.C.Q.A.認定コーヒーインストラクター3級」の資格を取得して参りました。

この際に、

日本でコーヒーは採れるの? という項目で、
・コーヒーの栽培条件とコーヒーベルトの説明+α

がありました。



コーヒーの生育条件

【コーヒーを育てる4つの条件】
コーヒーの木は育てるのが非常に難しい植物です。
以下の4つの条件を満たした環境でないと、うまく育ってくれません。

①降雨量
コーヒーの木の生育に必要な降雨量は年間1800mm〜2500mm。

成長期に雨が多く降り、収穫期には乾燥している、つまり雨季と乾季がある環境が必要です。

②日当たり
コーヒーは日光を好む植物であるにもかかわらず、日当たりが強すぎると元気がなくなってしまいます。

③温度
コーヒーの木の生育に適しているのは、年平均20℃ほどの地域。

夏の避暑地のような過ごしやすい温度であることが求められるのです。

④土質
土質は肥沃で水はけが良いことが重要。
かつ少し酸性の土壌
の方が、コーヒーの木の生育には良いようです。

地球の赤道直下から、南北の回帰線(太陽が最も北または南になる時の緯線)までのエリアとなります。
ここがまさにコーヒーの木の生育に適したエリアで、<コーヒーベルト>と呼びます。

Ajinomoto AGF

概ね上記と同じ説明ですね。

日本では「沖縄」「東京・小笠原諸島」で栽培をしているも希少であり高値であると講師より伺いました。



やまこうファーム


しかし、やまこうファーム様が「岡山県」で珈琲栽培を成功させました。

日本のコーヒーの消費量は世界4位です。しかし、99%が輸入品のコーヒーなのです。

そこで、やまこうファームでは国産コーヒーを日本に広めるため、凍結解凍覚醒法を使用したコーヒー豆のオーガニック栽培を可能にしました。

やまこうファーム

やまこうファームが日本でコーヒー栽培ができるようになったのは、研究試験を繰り返し、「凍結解凍覚醒法」を確立できたためです。

凍結解凍覚醒法とは、種子をマイナス60℃で時間をかけて凍結解凍することで耐寒性や気候への順応性を向上させる方法です。
この方法を用いると、15度以上を維持すれば日本でもコーヒー豆が栽培できます。

代表取締役の小林佐貴代さんはこう話します。
「暖房は10〜3月の夜間のみの使用で栽培できるので、南国作物の中でも化学農薬を使用せず、少ないエネルギーで栽培でき、暖房費を削減できます。
生育スピードも肌感覚ですが2倍くらい変わります

凍結解凍覚醒法で加工したアラビカ種ティピカの苗と特別配合した培養土を使って、苗を定植することまでをセットにして販売しています。
コーヒー栽培の肝となる培養土には、cococaRaのココピート「ココカラピート」が採用されています。

そうすることで、そのあとの栽培を楽にして確実に収穫につなげ、定植後1年目から多少の実をつけ、3年目から本格的に収穫できます。

cococara

①降雨量
⇒自動の水やり機で調整?

②日当たり
⇒日本は良い方なのかな?

③温度
⇒やまこうファーム様の「凍結解凍覚醒法」でクリア。

土質
cococaRa様の「ココカラピート」でクリア。

…という感じのような気がします。



ヤチ★フォルニア農園公国


「岡山県までは遠いなあ~…」と思っていたのもつかの間。
なんと、千葉県 八千代市に「関東初の珈琲農園」が2023年03月21日にOPENしていました!


その名も、「ヤチ★フォルニア農園公国」!!
「ヤチフォルニア農園公国」「YACHI★FORNIA-FARM」

2022年冬、やまこうファーム株式会社(岡山県)・山本会長との出会いにより、国産コーヒーの存在を知りました。

山本会長のお人柄や同社の熱い思いを聞いているうちに
「本当に国内で本州でコーヒーが収穫できるのだろうか」?という疑問が
「絶対にできる」!「やってみせる」!という熱い思いに変わり同時に国産コーヒーに対する非常に大きな可能性を感じました。

そして関東で初の国産コーヒー農園の開園を即決しました。

近い将来、八千代市いや千葉県は国産コーヒーの聖地となってしまうだろう。
ならば私は農園オーナーではなくコーヒー王国の国王になろう!
色々な事業を手掛けてきた集大成として人生最後の大偉業に挑戦だ!
国産コーヒーの父として、ヤチフォルニア農園公国の国王として、
国産コーヒーを通じて皆が笑顔になれる国(コミュニティー)を作ろう!

「ヤチ★フォルニア農園公国」国王


国王様が千葉県にいらっしゃる~(笑)

コーヒー=水が99%+珈琲抽出液が1%。
日本の水は世界一安全と言われている中で、自家栽培出来なかった悩ましさですよ。

何度もコーヒー好きの方と「日本で身近に珈琲が栽培出来たら、綺麗な水も確保できて飲みやすい珈琲ができるのにね」と話題が出ておりました。




コーヒーノキのオーナー

60,000円(税込み)/1年毎で国産コーヒーのオーナーになれます!

2023年
①3月21日ヤチフォルニア農園公国オープン
②4月 第1次オーナー権100本販売完了
③4月 第2次オーナー権300本販売開始→年内完了予定

2024年
①1月 第3次オーナー権400本販売開始

2025年
①成果物の販売開始

「ヤチ★フォルニア農園公国」国王


【 FAQ 】
Q:コーヒー農園の見学は可能ですか?
A:是非ご見学下さい。農園面積も鋭意拡大中です。事前にご連絡頂けると幸いです。

Q:収穫時期はいつですか?
A:11月~3月末になります。
毎年4月~6月に掛けて花が咲きます。開花後8か月が目安になります。

Q:収穫は自分で行うのですが?
A:ご自分で収穫、農園で焙煎して頂き飲んで頂くことがオーナー権の醍醐味の一つです。是非!

Q:コーヒーの木の寿命はどれ位ですか?
A:50年が目安になります。

Q:成果物を販売することは可能でしょうか?
A:喫茶・物販いずれも大歓迎です。
正規国産コーヒーを証明するラベル等も準備中です。

「ヤチ★フォルニア農園公国」国王




人生を賭けた珈琲の研究!?



妖「まじか~~~!!!!!

コーヒーノキ寿命50年×年6万=計300万と考えると高いかなあ
でも、月5000円と考えると安いかなあ~!!

妖店長は2023年現在27歳+50年⇒キの寿命が私が77歳の頃になる。
コーヒーノキの赤ちゃんからお看取りまで看護が可能なのでは☆

毎回数十万払って海外の農園に行かずとも、年6万払えば日本の関東で人生を賭けた珈琲の研究ができる可能性がある!!!!!


と妄想をした後、
オーナー募集要項に合っているか分からなかったため、自分の活動経歴を国王様にメールで送信。

すぐに返信が来ました!

以下要約
「妖さまの、めちゃくちゃ興味深い物語に、思わず『スゴい』って言ってしまいました.…(略)」

無時に国王様から、珈琲王国の見学許可が降りました。
2023年09月中に、白くま副店長連れて農園に伺って参ります!!

夢の国と、珈琲の国で千葉県王国だらけになるじゃん…('◇')ゞ

今日はここまで!
お読み頂き、ありがとうございました。

2023年08月18日
「自家成分焙煎 妖珈琲店」店長:外堀 妖

と、言いながら2日後に契約して参りました☆↓


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