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サイドも鍛えよう Part1

どうしてもカラダは前面に目が行きがち。鏡で目にするのは基本前面ですからそりゃそうですよね。

でも目に見えないところに上手になったり、強くなるための“コツ”があったりするのかもしれません。

スクワットは横に流れていないか?

あなたのスクワットは横に流れていませんか?その理由はお腹が潰れたり、股関節の引き込みが左右まちまちだったり、腓骨筋や足底のアーチが潰れて均等に踏めない、担ぎが左右均等でない(肩甲骨が寄っていない)頚椎や骨盤が回旋している、内転筋の柔軟性の左右差、などなど様々な可能性があります。

問題があるとしてその原因がなんなのかは簡単には分からないのです。複数の要素が絡んでいる可能性もあります。

なのでオンラインパーソナルなんかでは生じているエラーに対してある程度ヤマを張って改善するエクササイズや意識の改善を処方していく形になることが多いです。

よくあるケースとその対処

とりあえず横方向の動きで問題が生じる場合、体の側面にある

・中臀筋

・腹斜筋

の機能が低下している(または強さが足りない)というケースが多くあります。

中臀筋は股関節を外転させる(股を開く)筋肉。中臀筋が機能する事で両脚の中央にカラダが保たれます。両側の中臀筋に問題がある事もりますが、片側だけ抜けている事が多い。片側は筋肉が短く、もう一方は筋肉が伸びてしまっている。こうなるとスクワットの際にスウェーが生じて骨盤が横に流れて体が折れてしまうことになります。

右の中殿筋が抜けている状態
左に曲がっています

ただ上半身でその辻褄を合わせて見た目を修正する事があります。

この時に腹斜筋のアンバランスが発生します。

右の中殿筋が抜けた状態を腹斜筋でまっすぐにしている状態
この状態で負荷をかけると腰を痛めることも

この状態でバーベルを持ったりすると腰痛を引き起こしたりする事も。

腹斜筋群は体幹部の側屈、回旋、屈曲に作用します。スクワットではアイソメトリックに働きます。

スクワットでは体幹部の側屈や回旋があると力が上手に発揮できないだけでなく故障にも繋がってしまうので、適切に腹斜筋を機能させて無用なリスクは避けたいところです。

まっすぐ立てている状態

エクササイズ例

とりあえずこちらのエクササイズを行ってみましょう。スクワット前に行うのがおすすめです。

立位で外転

まっすぐ立った状態から
股関節を外転します

カラダは真っ直ぐにキープしたまま股関節を外転。自重で丁寧に行います。片側20レップ。

コペンハーゲン

体が捻れないようにしましょう。

脚を台に乗せてサイドプランク。

30秒×2セット

これで100%直る!なんてことは確実にあり得ないのですが、改善する可能性があります。

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