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国産パブリックブロックチェーンPlasm Networkの成果報告(4月)

みなさんこんにちは、Stake Technologiesの渡辺創太です。先日、「Plasm Networkを世界で通用する国産ブロックチェーンにするために」という記事を執筆させていただきました。

Plasm Networkとは我々の開発するレイヤー1ブロックチェーンであり、ブロックチェーンの最も大きな課題であるスケーラビリティの問題を解決することを目的においたブロックチェーンです。スケーラビリティに特化させたブロックチェーンであればNECさんの事例など国内でも多々ありますが、我々のPlasm Networkがこれらのブロックチェーンと異なるのは、「パブリックブロックチェーンであること」「異なるブロックチェーンを接続する基盤であるPolkadotに接続できること」が挙げられます。

Polkadotに接続できる設定であるというのは強力なメリットです。Polkadotに接続することでPolkadotにつながった異なるブロックチェーンと相互運用性を持ちます。ちなみにPolkadotに接続するブロックチェーンはパブリックブロックチェーンでもコンソーシアムコンソーシアムでもプライベートブロックチェーンでも可能です。これができることで、例えばPolkadotに接続したサプライチェーンのユースケースのデータを取ってきて保険のユースケース上で使用する。その保険で使う本人認証は他につながっているアイデンティティのチェーンから取ってくるなどができるようになります。

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国産のパブリックブロックチェーンというのも大事な要素です。現時点で世界で使われている国産のパブリックブロックチェーンは存在しません。我々はこの領域において世界で通用するプロダクトを出したいと思っています。

さて、本記事の趣旨である成果についても記述したいと思います。先日、我々のプロダクトの第一回目の事前参加申し込みが終了しました。Plasm Networkではこの事前申し込みをロックドロップ(Lockdrop)という手法を用いて行っていますが、

参加額16,783 ETH、2020/04/17のレートで3億8百万円相当が30日間で集まりました。


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また、こちらが参加額の推移と日数ですが、うなぎのぼりで伸びていることがわかります。

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やや、積極的な発言をすると、事前参加申し込みの過程として日本のプロジェクトが作成したスマートコントラクトに30日で世界各地から3億円を超える額がロックされるのは異例であり、この事前申し込みが3回あることを踏まえると総額51億円相当がロックされることが見込まれます。(今回はETHでの事前申し込みでしたが次回はBTCも可能になります。ETHとBTCの時価総額を比べるとBTCがETHの7倍であり2回目と3回目の参加申し込みではETHとBTCを受け付けるのため)これが実行できれば日本のブロックチェーンの歴史に名前を残すことになると思います。

コミュニティーという点でも伸びています。世界で54のノードが運営されており日本国内だけに数ノードというわけではなく、グローバルに分散していることがわかります。54ノードというのは現在Polkadotエコシステムにおいて4番目に大きなネットワークとなっています。欧米やアメリカに立っているノードが多いですね!

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また、Plasm Networkは世界的な名門大学であるUC Berkeley(カリフォルニア大学バークレー校)のアクセラレーションプログラムにも4月から参加しており支援を受けています。Coinbase VenturesやPantera Capitalなどシリコンバレーを代表する投資家やチームから最新情報を仕入れるとともに、シリコンバレーでもプレゼンスを高めるべく活動しています。

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今後は、より一層Plasm Networkを企業の方々、開発者の方々に使っていただくべく、オンラインのミートアップを開催したり、Twitterでの発信を増やしていきます。気軽なご相談は info@stake.co.jp までお問い合わせください。

Plasmの質問に関してはTelegramとDiscordにて受け付けています。


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