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やってみないと分からない

最近あんまり行けてないんですが、自分は友達とたまに山に登りに行きます。そこそこな高さの山。2500mとかの。
初めてそういう山に登ったのは確か大学生の時。
今回の話の趣旨は登山では全くないんだけど、思いついたので引き合いに出します。

所謂登山って、よく聞く趣味の中の一つだし、おじいちゃんおばあちゃんも嗜んでる(?)から、登る前からこんな感じかなーとかたかを括ったり、一定のイメージを持ってたところがあったんだけど、登ってみたら全然違った。違うというか、体験しないとわからないんだなって結論になった。

まず超キツい。登る山にもよるけど想像の1.7倍くらいキツかった(リアルな倍率)。
あと友達と登ってても話しながら登るとキツいことが多いから無言になる時間が結構ある。友達といても己と向き合える時間が結構あるのも不思議。「オイ俺の脚まだいけるのかいッ」みたいな謎な自問自答をする。追い込んだランニングとかしてても俺そういうこと考えちゃうんだけどそれに近い。
でも登山はそれだけじゃなく、色んなところにドラマがあります。足の運び方(次の足はどこに置いたらすべらないかとか)を考えたり、綺麗な花が生えてたり、ハチやアブにビビったり、何より風景が良い。
あの場に立たないと感じられない、少し薄い酸素、木の匂い、木を掴む手の痛み、少し上がった自分の呼吸、鳥の声、風の音…いろんなものが複合的に当たり前だけどその一瞬に存在しています。
(ちなみにここまで言っといて信じてもらえないかもしれないけど、今回の話の趣旨はホントに登山ではありません。ホントか?)
何よりキツいの中に楽しさがあり、超えた時の達成感もかなりあります。

自分一人のできる体験って全部がそうだと思ってます。当たり前と言われたら何も言い返せないけど。
先人たちがどんなに同じ体験をしていても俺らはもちろん分からないので、だから経験して時に失敗して、ある意味物理的に身体の中に取り込んでいくイメージを持ってます。

俺の爆裂登山セールストークを読んでくれたあなたも今まで登山をしてなければ登山のことを20%も分からないと思います。
何事も、興味ないならやらなくても良いかもだけど、できる環境にあるならやってみるのも良いもんです。山登りなんて興味ないし、やりたくない人沢山いると思うし、俺も登山最初実は結構渋かった(笑)けどやってみたら楽しかった。

バンドをやるにしても、ライブハウスに足を運ぶにしてもなんでもそう。やってみるの精神は本当に大事だなと最近痛感します。分かった気になるのが一番つまらないですね。特に最近は動画やVRで擬似体験できるし。
ようやくバンドマンぽいところに着地できました。

結局行き着く結論は誰もが聞いたことがある月並みなことなんですが、そこに至る過程は実際に自分の足で歩いてみるしかないですね。

おわり。

ブログってこんな感じでいいのか?
Sota

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