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「(仮)フルset 」企画書

キャッチコピー
ケガでバレー辞めた天才が、天性のリーダーに出逢い、バレーを向き合っていく

あらすじ
月野燈は身長185cmで左利き。中学時代から有名なスパイカーだったが2年の秋に出た大会でエースの重圧にのまれて、膝を痛みを言い出せず、試合中に着地に失敗し、大怪我となり、バレーを辞める。高校入学後、昼休みに1人食事をしていると、朝日太陽を中心とするメンバーに誘われて体育館でバレーをする事に。経験者ということからスパイク打ってほしいと言われ、膝の不安を抱えながらスパイクを打ち周囲を驚かせる。朝日は月野のスパイクに憧れをもち、月野を誘いバレー部に入ろうと誘う。エースの重圧、膝の怪我の再発、様々な不安を抱えていたが朝日の提案を受け、今度はセッターとしてもう一度バレーをする事を決める。


1話  ストーリー
中学時代の描写からスタート。
主人公ののチームは全中ベスト4をかけた試合をしている最中。身長185cm左利きのオポジットとして試合に出場しており、2年生ながらエースとしての活躍をする。
チーム自体もほぼ月野の高いジャンプ力とスパイクスキルに頼っており、チームにとって、替えの効かない選手だった。試合もフルセットまで突入し、疲労もピークに達していた。何とか試合勝ったが、膝に違和感を感じていた。監督にその事を伝えようとしたが、保護者や観客、先輩達からの期待により、言い出せず、準決勝戦が始まる。
この試合でもスパイク呼び、打ち続けたが、相手のしつこいブロックに合い、思うようにスパイクが打ち切れない。打ち切るためいつもよりトス高く要求し、いつもより力を込めてスパイク打ち、歓声が上がる。直後着地に、失敗し、前十字靭帯を断裂し、全治1年の大怪我になる。
そして、高校に入学する。怪我は完治し、スポーツをやる事には問題ないと言われていたが、やるつもりはなかった。1年間病院で過ごしていた事もあり、友達を作るのが苦手でクラスで孤立していた。
1人弁当を食べていると廊下から集団に呼ばれる。
集団のリーダーは朝日太陽といい、体育館でバレーをするから来ないかと誘われる。最初は断ろうとしていたが、押しが強く、断りきれずいく事になる。
バレーの経験を聞くと彼らは全くの素人だった。
その事もあり自分も経験者ではないと、伝えた。
体育館に着くとコートを借りて、3対3で試合を始める。最初は全くラリーが続かなかったが、徐々に高い運動神経を活かし、続けていく。朝日のプレーに関心していると、ボールが目の前に来る。咄嗟にレシーブをしてしまい、バレー経験者である事がバレる。
スパイクを打ってからと頼まれ、断りきれず了承する。膝の不安はあるが、やろうと決めてボールを、朝日に渡し、投げる様に頼む。助走を取り息を吸い込み、集中する。その空中が伝わったのか、周囲も、黙り視線が集まる。朝日が投げたボールに助走に入り、タイミングを、合わせ打つ。そのフォームはまるで、弓を弾いたように鋭く、周りを魅了する。スパイクを決めると歓声があがり、周囲のメンバーが集まりだす。その光景を見ていた朝日は月野と一緒にバレーボールをしたいと心に誓う。


2話以降のストーリー
朝日の中学の描写。父親の影響でロッククライミングを1人でしており、高校では集団スポーツに憧れていた。月野は入学式で背の高い人がいると思っており、目をつけていた。
バレーを一緒にしようと朝日から誘われる月野。
ただ月野は、膝の再発が怖いこと。周囲から期待される事が怖く、とてもやる気が起きない事を伝え断る。ただ毎日、会うたびに誘ってくる朝日。
月野もイライラが募り、遂に朝日に対して暴言を吐く。バレーボールを舐めるな。素人にはできない。
俺はスパイクを打ちたくない。など、言葉をぶつける。すると次の日朝日に体育館によばれる。
再度、月野とバレーがしたいと誘われる。そして、月野にはセッターをやってほしい。そして朝日が周囲の期待も全部受けてエースになると言い切る。
圧倒され、折れて、バレー部に入る事にする。
学校には男子バレー部があったが、部員は0人だった。そのため2人は部員集めから始める。
月野のスパイクを見ていた朝日の友達が集まり、6人まで集まる。彼も中学までそれぞれ部活をしており運動神経が非常に高い。部活として承認され、顧問もつき、技術指導は月野が中心となり練習をする。
チームの活動に不安を募らせていた月野だったが、朝日の天性のリーダースキルによりチームがまとまり、改めて、男子バレー部が始まる。
1ヶ月後、顧問の先生のツテで練習試合をする事になる。相手は県大会ベスト8の強豪だった。最初は基礎練をしたおかげで何とかボールを拾うことはできたが徐々に離されていく。誰もが落ち込む中、朝日の前向きな声かけと、諦めないプレーにより、士気を盛り返す。がしかし、ボロ負けしてしまう。
月野はみんなが落ち込んでしまうのではないかと思っていたが、朝日の言葉で、やる気を出し、チームはまとまっていた。ただ帰り道、朝日が悔し涙を流しているのをまた月野は改めて、上手くなろうと決意しら夏のの大会に向けて動き出す。
月野はあと1人、安定してレシーブを返す事のできる選手がいれば試合にはなると思っていた。が、一年には経験者はおらず悩んでいると、2年の先輩に去年、1人でバレー部を作ろうと動いていた奴がいたときき、誘いに行く。名前は藤間蓮。彼も中学時代有名なリベロとして将来有望とされていたがチームの監督との関係が壊れ、進学予定の高校が取り消されこの高校にいた。最初はチーム一から作り頑張ろとしていたが、結局叶わず、諦めていた。藤間は月野の中学時代を知っており、中学のチームで周囲から期待されてケガしたあの大会も会場で見ていたという。先輩からまた、再発をするのではと心配されたが、今はセッターをしていること。朝日というキャプテンがいる為もう、心配はいらないといい、笑顔を見せる。その表情をみて、先輩もブランクはあるもののチームに入る事を承諾し、新生男子バレー部として動き出す。


#週刊少年マガジン原作大賞


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