呼吸だけで得られる、驚くべき効果。

昨日は“ストレス軽減、集中力UP、クリエイティビティの向上。全てを手に入れたい方へ。”にて瞑想の方法ステップ1と2をご紹介しました。

呼吸の仕方についてもご説明しましたね。

では、本日は呼吸の効果についてお話します。


呼吸の驚くべき効果

自律神経という言葉はご存知ですね。

心臓を動かしたり、食べ物を消化したり、呼吸をしたり、自分の意思とは関係のないところで24時間休まず働いてくれている神経です。

その中でも唯一、自分の意思でもコントロール出来るものが呼吸です。

実はこの本来自律神経がコントロールしている「呼吸」を介して、自律神経を自分でコントロールすることができるのです。

みなさんも緊張した時に早まった鼓動と呼吸を、深呼吸することでリラックスさせたという経験があると思います。


自律神経の役割

自律神経は交感神経と副交感神経という相反する働きの二つの神経から成り立っています。

交感神経は運動や緊張、ストレスといった状態にある時、特に昼間に優位になります。

一方、副交感神経は休息や食事中、リラックス状態にある時、特に夜間や睡眠中に優位になります。

普段はこの2つの神経を身体が勝手に調整し、ちょうど良い状態にコントロールしています。

しかし毎日夜遅くまで仕事をしている方や、睡眠時間の少ない方、過度なストレスのせいで普段から浅い呼吸の人が増えているようです。

これは自律神経の乱れを引き起こし、常に交感神経優位の状態が続くことで、体調不良や不眠症などに発展することも少なくありません。

猫背で呼吸が浅くなる

呼吸が浅くなる原因は他にもあります

猫背により肺が圧迫され横隔膜の動きを妨げるので、自然と呼吸がしづらくなります。


息をたっぷり吸い込む方法

呼吸は吐き出すことにより、たっぷり吸い込めるようになります。

腹筋を使って極限まで息を吐き出し肺の圧力を下げることで、自然に次の酸素を吸い込めるようになるのです。

また横隔膜を意識的に動かすことで内蔵のマッサージにもなり、内蔵機能の向上や血行が良くなります。

この効果は美肌にも効果的です。

それでは、呼吸についての知識を深めたところで、ステップ3に進みます。


ステップ3(ステップ1、2はこちら)

瞑想時間を7分間に伸ばす。

3分持続出来た集中力を7分に伸ばしてみましょう。

ただ無になるのでも結構ですし、難しいなら呼吸に意識を向けておきます。

集中力が途切れてもそれを客観視するに留まり、また呼吸にだけ意識を向けるようにしましょう。

瞑想はいつどこで行ってもOKです。

立ったまま、座ったままどちらでも構いません。

もし集中力に欠けるようであれば、特別な場所を用意しても良いでしょう。

朝の静かな公園や、浜辺での瞑想時間は満足度が倍増します。


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