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『山の家 はせがわ』

午前10時で既に温度計が34℃を表示する京都のJR円町駅から金閣寺の側を過ぎ、京見峠を越えて目的の洋食レストランへ。
久しぶりの訪問が嬉しくて、看板と建物が見えた時は「また来ちゃった♡」モードになってしまう『山の家 はせがわ』。

は23

明るいテラス席に荷物を置き、注文を終えて料理が運ばれるまでの間、
「店内を撮影させていただいてもいいですか?」
と暖炉奥にニコニコ笑顔で座っていらっしゃる高齢の男性に尋ねると、
「何か撮るようなええもんありますんか?」と冗談交じりの返答。
そうだった、2年前も聞いた同じセリフになんだかホッとする。

は28

見覚えのある女性店員さんに8月7日の土曜日、10名前後のグループで来させてもらたい旨を伝える。(席の予約を受けないことは承知しているが念のため)お店側から何かグループ客への要望や我々が注意すべきことはあるかを伺う。すると、お店を切り盛りしている若い男性店員が「そうやって聞いて下さるとありがたいです。トレランや自転車でここまで登ってきてくださるのは本当に嬉しいんですけど・・・」と前置きされた上で、以下のことをおっしゃた。
・汗を大量にかいて来る方が多く、滴る汗で木の椅子が濡れてしまう。
・ビニールや乾いたタオルを敷くなど対策してもらえるとありがたい。
・だが、店員が気付いたときは既に(汗がダラダラ流れた状態で)着席しており、言うタイミングが難しい。
・離席後も汗ジミが乾かず、次の客をすぐ案内できないこともある。
そして最後に「なんなら店のビニール袋、まぁゴミ袋なんですけどね、を用意するので、ご協力いただけたらなぁ、というのはあります」と少し言いにくそうにおっしゃった。
(あぁ、いままで何も考えてなかったなぁ、思い当たることばかりやわ)
「いやぁ、おっしゃる通りだと思います。私たち訪れる側がビニールやタオルなどを用意して対応すべきです。今回のツアーでも持参します!」と伝えると、丁度注文していた『エビフライとハンバーグセット』が運ばれてきた。

は39

いやはや、反省することが多い。入店早々「疲れたぁ!」と腰を下ろしたり、「暑っつぅ!喉乾いたぁ!」と当然のように水をガブガブお代わりしたり、「よう頑張ったなぁ」と自分達のパフォーマンスに酔いしれてる場合じゃない。
自分も汗ダラダラで店内に入って着席し、他の人が汗をかいたシャツやパンツのままでハンモックに横たわる光景を注意せずに放置したこともある。今思うと本当にすみませんでした、やわ。

は29

「咳」エチケットだけでなく、「席」エチケットも大切
コロナ渦で「咳エチケット」や「マスク着用」が当然(私自身はマスク着用に抵抗感を未だに抱き続けていますが)であるように、ハイキング・トレラン・自転車で発汗中にお店を利用する際は店と他の来客に迷惑や不快感を与えない「席エチケット」も忘れないようにしたい。

自分が今まで配慮しきれていなかった他の多くのことも含めて、色々気付かせてくれたことに感謝しつつ、ツアー催行時は様々なことへの心配り、目配りがいるなぁ、と改めて感じながら、ハンバーグとエビフライを美味しくいただいた。

ここで食事をしたあと「また来たいなぁ」と思うのは、私たちが気持ちよく食事ができるようにお店の方々が色々なことを大目に見てくださっているお陰だということを改めて痛感。
食事を済ませて席を立つ際、椅子に汗ジミがないことにホッと安堵し、暖炉奥で支払いを済ませて荷物を整理していると、
「む?なんか匂う」いや、匂うじゃなくて、臭う。
それとなく自分の胸回りをくんくん嗅いでみた。
「・・・」
自分で自分の汗臭さに眩暈を起こしそうになった。
お支払いに行ったとき、きっと臭かったやろうなぁ。汗ジミだけでなく、汗臭さも立派な迷惑行為だ。
次にお店の方から何か言われるとすれば、「できれば汗拭きシートもお持ちいただければぁ」かもしれない。

は33

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京都の市街地(JR円町駅)をスタートして『山の家はせがわ』の美味しい洋食でお腹も心も満たしたあと、清滝川沿いを通り保津川まで歩くハイキングツアーを8月7日に予定しています。詳細は下記Facebookのリンクを参照下さい。
https://www.facebook.com/events/403212934258580?ref=newsfeed
**Facebookの友達が対象の有料イベント・ツアーです**

尻汗対策を万全にして、一緒に歩きませんか?
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最後までお読みいただきありがとうございました。


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