「わがまま」を直すっていう考え方になんだか息苦しさを感じた話

先日感じた息苦しさのお話です。

「小学校に上がるまでに、あの子のわがままをなんとかしてなくしてあげたいんです!」

そんな言葉を聞いたときに、ちょっぴりの憤りと、ちょっぴりの寂しさを感じました。

「わがまま」を直すってなんでしょう?

「わがまま」って悪いことなんかな~?

自分の気持ちをそのまま出せることだと思います。


もしもそれで、誰かが傷ついているなら、悪いことかもしれません。

もしもそうなら、出し方を変えないといけないこともあるでしょう。


そうやって

「相手の気持ちを考えられるようになってほしい」

ならばめちゃくちゃ分かるんです。


でも「わがままを直す」と思ってしまったら

きっとその子の「わがまま」ばっかり目に入ってしまい

毎回毎回叱ることになるんだろうなと。

「何回言ったら分かるの!」って。


そうしたらきっと

その子のことがどんどん見えなくなってしまう。

どんなときに、何をして、何に対して感じているのか

どんなときは共感して、どんなときは譲れなくて

何に対して強くこだわっているのか

大事なことがどんどん見えなくなって

わがままばっかり見ようとしてしまう。



やっぱり子どもを見る目って

大事ですよね~


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