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4/22 今日は朝からZOOMでした。

こんばんは、曽雌りょうたです。現在、深夜1時です。

今日は朝7:30からZOOMでミーティングが2本あり、その後オンラインでの探究教室の授業を2本。探究教室の単発講座に申し込んでくれた子とZOOMのテストを兼ねて、お喋りが2本。高校サッカーのチームアドバイザーとしてのスタッフミーティングを1本、そして夜には教育関係者とオンラインコンテンツについての開発ミーティングと、合計8本のZOOMミーティングを行いました。

本当に便利な世の中になりましたね。朝のミーティングは、名古屋、京都、岡山と県を超えてミーティングを行い、そのうちの一人は、畑で草刈りをしながらのミーティング参加と、とびっきり面白いオンライン環境でした。

社会が変わろうとしているタイミングだからこそ、今は少しずつでも動き続けることが大事だな~と思いながら、自分の考えを未来に向かわせるために、いろんな人とディスカッションをしています。

オンラインのミーティングをしながら気づいたことが2つあります。

1つ目は、これから先リモートワークが進んで、田舎で暮らす人が増えるんだろうなという気づきです。

これは、僕の体験活動における師匠である、生涯学習サポート兵庫の理事長である山崎さんと電話で話をしていて、言われたことです。

今、社会がリモートで仕事ができることに気づいてしまった。そうなると、都会に住む必要がなくってくる。そうやって、田舎で暮らしながら、半分農作業、半分リモートワークをする人がどんどん増えていくのではないだろうか?

今朝、草刈りをしながらミーティングに参加している様子を見ながら、確かに!と改めて感じることとなりました。本当にどこでも仕事ができる環境に変わりつつあるんですね。

結果、地方は人が集まることで、活性化することになるので、様々な角度から社会の変化を見ていく必要がありそうです。

ただ、勿論リモートで出来ない仕事もたくさんあります。子どもたちの自然体験の活動もその1つですよね。人が集まることに対して、忌避感を感じ始め、これだけソーシャルディスタンスが叫ばれていることから、感染が収束した後も、なんとなく集まることに対しての抵抗感は残るんじゃないかと思います。

そんな現場からの記事をご紹介しておきます。

そして、2つ目が、まさに子どもの体験をどう作っていけるかです。

学校が休校となっている今、子どもたちがコミュニケーションを取る体験が作れなくなっています。ずっと家に居て、家族としか話さずに1日を終える子も多いんじゃないでしょうか。

そうなってきたときに、僕が心配だなと思うのは、人とのコミュニケーションについてです。学校の勉強は、まだ後からでも取り戻すことができます。勿論、勉強が必要ないというわけではありませんが、決まったことを覚えていく勉強は、また後でも覚えていけるからです。

ただ、コミュニケーションについては、中々そうもいかないと思っています。なぜならば、人との関わり方は、マインドセット(考え方)に大きく影響を及ぼすからです。

そして、人がコミュニケーションを学ぶ場は、やっぱり人との関わりの中でしか培えないものだと思っています。このまま、人との関わりが無いまま長い時間が過ぎていってしまった場合、世の中にはちょっとだけ我侭な子が増えていってしまうんじゃないかなと心配をしています。ただ、それはその子どもたちが悪いわけではなく、やっぱり社会の責任なんだと思います。

子どもたちは、あくまで教育を受ける権利をもっているのであって、それを保証していかなきゃいけないのは、わたしたち大人の役割だなと思うからです。

これから先の時代、より一層自分の意見を言える人が求められていくことでしょう。リモートワークが容易になり、いつでも誰とでもチームを組めるようになることで、求められていく人と求められない人の差がどんどん生まれていくかもしれません。

その中で、必要な力は、自分の得意なことや、自分の強みをしっかりと相手に知ってもらえるような発信ができる力じゃないかと思います。ただ、それが自分勝手になってはいけないんです。なぜなら、自分の得意なことは発信しつつも、相手の得意なことを上手く組み合わせていくコミュニケーションが必要になってくるからです。

この「自分の得意を言えること」「相手の得意と組み合わせること」の2点が大きな差として生まれてきていきます。だからこそ、自分だけが得をしようとするような『我侭さ』が広がっていくのは、良くないなと思っています。家族の中で、ずっと過ごすとどうしても、関わり方が固定化されすぎて、どうしてもやってもらって当たり前と思いがちになり、ココが蔑ろになってしまいがちです。

そのため、子どもたちが人と関われる機会を、世の中に生み出していかないといけないなと強く思っています。オンラインだから無理と考えるのではなく、オンラインでもできるやり方を生み出したり、収束後の社会で必要な体験はなんだろうか、考え続けることが大切かもしれませんね。

今は、子どもたちが、人と関われる場を作っていけるように、双方向性を確保したオンラインの場作りに焦点を当てていっている理由がココにあります。

これからの子どもたちのために、私たち大人が未来を描いていきたいですね。

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