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2023年〜子どもの村日記

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noteお引っ越し後の「村日記」はこちらから。「子どもの村福岡」で生活する子どもたちの様子を、ファミリーアシスタントが中心となってお届けしています💌
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#里親

【村日記vol.589】子どもたちと私の暮らし

いつも子どもの村を支えてくださりありがとうございます。 育親の松島です。私が育親になって、この6月でまる6年が経ちました。 一人目の里子としてお迎えした当時3歳の女の子は小学校3年生になっています。現在は4人の小学生と賑やかに暮らしています。 村に見学に来られた方や絶賛子育て中のお母さんたちに、子ども四人と暮らしていることをお話しすると、 「里親さん!!子ども4人も!?素晴らしい!!子育てのプロ!!」 と言っていただくことがあります。 ごめんなさい!なんの、そんなこと

村日記vol.585「新生活」

春休みも終わり、新しい学年や進学など環境が大きく変わる季節となりました。 村の子どもたちも始業式から帰ってくるなり、「新しい先生は●●先生よ!」や「●●先生で良かった」などなど報告をしてくれます。 春休み明け直前まで新しい学年は不安だとか、学校はいやだなということを言っておりましたが、実際に行ってみると久しぶりに友だちと会えたり、遊んだりでネガティブな気持ちも吹っ飛んだようです。放課後はみんなそれぞれのお友だちと過ごしたり、自分の時間を過ごしたりしていました。 村がある今

子どもの村日記 Vol.576「~の秋」

11月に入り、涼しい季節になってきました。 子どももたちは各々、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋を楽しんでいます。 先日、夏に村の畑に植えたさつまいもを平成ロータリークラブの皆さんと収穫しました。 今年の夏は暑さが厳しく枯れてしまった苗もあったのですが、そんな中でもすくすく育ってくれました。 地中深く大きな芋が出来ていて、大人も子どもも夢中で掘り、大収穫でした。 「この一番大きなお芋はわたしがとったとよ~♪」 「今日、すぐに食べたい!!」 などと笑顔のあふれる一日になりま

子どもの村日記 Vol.575「夕焼けの石」

 「夕焼けの石みつけた。あげるね」 と、石ひろい遊びをしていた子どもが育親さんにプレゼントしてきたそうです。なんてすてきなエピソードでしょう。  とある本に、子どもにとっての陽の光は、周りの大人の眼差しで、 時には、雷が落ち、雨が降り、嵐のような日もある。でも、 雨雲の上にはいつもおひさまがあり。 おひさまのように、いつでもそこに存在している安心できる大人がいる。 そう書いてありました。 夕焼けのやわらかな陽の光。子どもにとってその光とは、どんな光なのでしょうか。  夕焼