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2023年〜子どもの村日記

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noteお引っ越し後の「村日記」はこちらから。「子どもの村福岡」で生活する子どもたちの様子を、ファミリーアシスタントが中心となってお届けしています💌
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記事一覧

村日記vol.586「春を感じるあそび」

春うららかな風が村にも流れるようになりました。 暖かな日差しの中、村の花壇にも色とりどりの花が咲き散歩道に野花や土筆がたくさん出てきています。 子どもたちは「花粉が出てる」と土筆を興味深く観察したり「青いお花見つけた」と散歩道に咲く野花を摘んだりしています。 散歩で花や土筆を見つけながら村に戻ってくると砂場遊びで料理ごっこをすることに。 乾いた砂と湿った砂を半々にして入れて「カレーライス、はいどうぞ」とにっこり。お皿を見ると花壇で拾った花びらを具材に見立てて飾りつけして

村日記vol.585「新生活」

春休みも終わり、新しい学年や進学など環境が大きく変わる季節となりました。 村の子どもたちも始業式から帰ってくるなり、「新しい先生は●●先生よ!」や「●●先生で良かった」などなど報告をしてくれます。 春休み明け直前まで新しい学年は不安だとか、学校はいやだなということを言っておりましたが、実際に行ってみると久しぶりに友だちと会えたり、遊んだりでネガティブな気持ちも吹っ飛んだようです。放課後はみんなそれぞれのお友だちと過ごしたり、自分の時間を過ごしたりしていました。 村がある今

村日記 vol.584 「春に馳せる」

年度末をむかえ、卒業シーズンです。 卒園や卒業した子も、そうでない子も、大きい子も、小さい子もこの時期はいろんな想いが膨らんでいることでしょう。センターハウス中庭の桜の木はまだ開花していませんが、蕾はおおきく膨らんでいます。枝はあたたかな陽を浴びて、グンと伸びています。雨が降り、風が吹き、雨風で枝を揺らす日もあり。木はすべての出来事を通してたくましく成長しています。 自然の一部でもある、私たち。いろんな体験をしながら、心のしなやかさを手に入れていくのだろうと思います。ここ最

村日記vol.583「子どもたちの贅沢な時間」

アクロス・こども文化芸術体験in子どもの村福岡で、行われました。 午前中は、GEKIDAN☆AFRICA GEKIDAN☆AFRICAのモットーは、①感動を分かち、観る人を笑顔にハッピーにしていくこと。 ②体験型のエンターテインメントは生きる力を育みます。感動体験を共有することは、心と心を結び、人と人をつないでいきます。 子どもたちは、エモーショナルな音楽と踊りに引き込まれていきました。里親さんも参加型のとおり飛び入り参加です。アフリカの楽器を触らせてもらったり鳴りしまし

村日記 vol.582「鬼きめ、鬼きめ、鬼じゃないのはだ〜あれ!」

風がビュービュー吹いて寒い寒い冬・・・大好きな外遊びも短時間で我慢することも多くありました。 やっとこの頃太陽の暖かさが感じられるようになり分厚いジャンパーが必要無くなってきました! 待ちに待った春が一歩ずつ近づいて来た予感がしています。 散歩に出る足取りも軽く、道端の小さな変化にも気が付ける季節です。 去年「お星さまの形の水色の花」が咲いていた場所をよく観察してみると・・・花が枯れた後の玉ねぎ型の物を発見。割ってみると中から種が出てきました! 「これお家に持って帰ろう!」と

子どもの村日記Vol.581 「散歩」

ある日の雨上がり、地面や遊具が濡れて外で遊べないと悲しんでいる子ども達に「遊べないけど散歩なら行けそう!行く?」と聞いてみると、顔がぱぁっと笑顔になり「行く!!」と元気よく答え、早速外に出る準備をして散歩に行きました。 道中、畑になっている野菜や果物を見て「おいしそ~!」と話したり、植物や動物を興味津々な様子でじっくり観たりして楽しい時間を過ごすことができました。 またある時の散歩では、水が溜まった水路に大きさの違う石をそっと入れて、違う音が鳴ることを楽しんでいました。そ

子どもの村日記 Vol.579「十一日祭り」

あけましておめでとうございます。 新しい年の始まりに、これまでコロナ禍で中断されていた今津の十一日祭りが3年ぶりに再開され、子どもたちも参加して賑やかに執り行われました。 このお祭りは福岡市の無形民俗文化財に指定されている歴史あるお祭りです。 寒空の下、「祝うた(いおうた)」の掛け声とともに、家々を訪ねてお菓子やジュースをもらって廻ります。いっぱいもらって重たくなった袋を「見て見て〜!」と嬉しそうに見せにくる子どもたち。 たくさんの人と関わりながら成長しています。 皆さま

子どもの村日記 Vol.578「村ファーム」

花壇だった所を利用して野菜作りを始めています。名付けて「村ファーム」♪ さつま芋、ミニトマト、ジャガイモ、スナップえんどう、、今の旬はカブ! もう少ししたら大根も出来る予定です♪ 耕したり日々のお世話をスタッフがやっていますが、種蒔きや収穫は子どもたちも一緒にします。 野菜が苦手な子どもも「僕が撒いたカブ!」「私のさつま芋!」と食卓に出すと「おいしーー♪」といつもより食べてくれます。 「元気にすくすく大きくな〜れ!」と願うスタッフの愛情で、子どもたちは勿論、野菜もすく

子どもの村日記Vol.577「かわいい訪問者」

今年の秋は雨もほとんど降らず、ずっとずっとお天気の良い日が続いています。雲ひとつない真っ青な気持ちの良いある日のことです。 村の横の空き地にはオスの大きなヤギが住んでいるのですが、彼のところに小さなヤギさんが訪ねてきました。小っちゃい! とっても小っちゃい! 生まれてからまだ3日と聞きます。 「かわいい!」 「まっしろ!」 子どもたちも喜んで、子ヤギの行くところ行くところ後ろからついて行ってます。 途中、子ヤギさんはウンチをしたようでおしりにくっつけたまま・・・子どもた

子どもの村日記 Vol.576「~の秋」

11月に入り、涼しい季節になってきました。 子どももたちは各々、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋を楽しんでいます。 先日、夏に村の畑に植えたさつまいもを平成ロータリークラブの皆さんと収穫しました。 今年の夏は暑さが厳しく枯れてしまった苗もあったのですが、そんな中でもすくすく育ってくれました。 地中深く大きな芋が出来ていて、大人も子どもも夢中で掘り、大収穫でした。 「この一番大きなお芋はわたしがとったとよ~♪」 「今日、すぐに食べたい!!」 などと笑顔のあふれる一日になりま

子どもの村日記 Vol.575「夕焼けの石」

 「夕焼けの石みつけた。あげるね」 と、石ひろい遊びをしていた子どもが育親さんにプレゼントしてきたそうです。なんてすてきなエピソードでしょう。  とある本に、子どもにとっての陽の光は、周りの大人の眼差しで、 時には、雷が落ち、雨が降り、嵐のような日もある。でも、 雨雲の上にはいつもおひさまがあり。 おひさまのように、いつでもそこに存在している安心できる大人がいる。 そう書いてありました。 夕焼けのやわらかな陽の光。子どもにとってその光とは、どんな光なのでしょうか。  夕焼

子どもの村日記 Vol.574「小さい秋見つけた!」

木々の葉が色づき始め、秋の気配が訪れました。 そんな昼下がり、子ども達といっしょに、 今津運動公園にあそびに行きました。 みつけた、みつけたよ。 「これなあに?」 「どんぐりさんのぼうしだよ。ちかくにどんぐりさんおちてないかな」 子ども達は、目をまんまるにしてどんぐりをさがしはじめました。 手にいっぱいのどんぐり!! スタッフにも手伝ってもらいました。 「ママに見せるんだ!!」とえがおいっぱいで大喜び!(^^)! 運動公園でたくさん遊び、帰りはどんぐりを大切に持ちな

子どもの村日記 Vol.573「ファミフェスpart2 祭り後の青い空」

多くの皆様に楽しんで頂けたファミフェスも無事に終わりました。 子どもと大人の笑顔がたくさん見られて、とても幸せな時間でした。 雨の中お越しくださいました皆様と、沢山の準備に携わったスタッフの皆さまに感謝します。この繋がりが、明日への活力になりますように。 ファミリーアシスタント 伊東

子どもの村日記 Vol.572「あつまれ ファミフェスinSOS子どもの村」

2023年10月8日Day1  (子どもの村) 雨の中にもかかわらず、里親ファミリー、子どもの村旧職員や生活していた子どもたち、地域の方々等200人近くの参加者がありました。 村の中庭では、シャボン玉 Smilngのパフォーマンスに子どもたちが、興奮しています。 2023年10月9日Day2 今津小学校 1日目は雨だったため、2日に渡って開催。地域の子どもたちが参加してくれました。楽しそうな活動や景品コーナーに大満足です。 当日用意したプログラムは、プログラミング、縁日