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2023年〜子どもの村日記

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noteお引っ越し後の「村日記」はこちらから。「子どもの村福岡」で生活する子どもたちの様子を、ファミリーアシスタントが中心となってお届けしています💌
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記事一覧

村日記Vol.592「いっぱいとれた!」

「僕ご飯食べたらすぐまた外に行く。」とお昼ご飯を食べながら突然言い出したA君。 おたまじゃくしを見つけたので取りに行くらしい。食べ終わると「倉庫開けて。」と言うので何をとるのかと思ったら、コストコのパンの入れ物でした。 A君は工作が好きなので空き箱や芯などの廃材は彼に聞いてから捨てるようにしているのですが、どこに何が置いてあるのかもしっかり把握していて必要な時にちゃんと思い出せるのがスゴイ!と思った出来事でした☺ おたまじゃくしさんにはちょっと可哀そうな気がしますが、透

子どもの村日記Vol.591「変身お面」

最近のお気に入りは、好きなキャラクターのぬりえで作るお面です。 ぬりえに好きな色を塗って切り抜きお面に仕上げます。 頭のサイズに合わせてもらい出来上がり‼ 装着するとあっという間にヒーローの誕生です! 外遊びの時が一番盛り上がり今日も元気な声が聞こえます。 虫捕りの時も着けたまま。自転車でヘルメットを被る時はカゴに入れて持ち歩きます。 パワー全開での虫捕り! 怪獣になってくれそうな大人を探して目を光らせてきょろきょろ。 思い切り遊んで疲れるとひと休み…その間もヒーローにな

子どもの村日記Vol.580「お家の中では…」

外遊びが大好きな子どもたちですが、お家の中ではまた違った表情を見ることができます。 この玩具は昨年のクリスマスプレゼントとして子どもの村にやってきました。 球を転がすコースを作る玩具なのですが 真剣な表情で黙々と、、、 なんとこのコースは年長さんが自分で一から考えて作成していました。 完成すると「見て―!玉転がしてみて!」と言い、上手に転がった時は 誇らしげで嬉しそうに素敵な笑顔を浮かべていました。 「僕天才でしょ、○○さんにもみーせよ!」と 他のスタッフにもたくさん褒め

【村日記vol.589】野菜収穫!

先日、村の庭でジャガイモほりをしました! 採ったジャガイモは各お家で分けて食べました。 自分たちで頑張って掘ったジャガイモはすごく美味しかったね☺ 村の畑では季節に合わせて、色々な野菜を作っています。 自分たちで採って食べる野菜は新鮮ですごくおいしく、 普段は野菜が苦手な子ども達もペロっと食べることが出来ます。 次は中玉トマトが収穫できるかな…? ファミリーアシスタント髙松

【村日記Vol.591】「虫捕り」

天気のいい日、外に遊びに行きたくてうずうずしている子どもたちの姿がよくみられます。 そんな子どもたちがこの時期特に夢中になっているのは「虫捕り」です。 子どもの村は自然豊かで様々な生き物に出会うことができます。 ある日、蝶々を捕まえて観察していると子どもの指にじっと止まり離れていかないという出来事がありました。そんな蝶々を見て「僕に懐いてるみたーい!」と嬉しそうに話していました☺ 虫捕りが大好きな子ども達ですが、虫の様子をじっくり観察した後には「また会おうね。」「ばいばい

【村日記vol.590】子どもたちと私の暮らし

いつも子どもの村を支えてくださりありがとうございます。 育親の松島です。私が育親になって、この6月でまる6年が経ちました。 一人目の里子としてお迎えした当時3歳の女の子は小学校3年生になっています。現在は4人の小学生と賑やかに暮らしています。 村に見学に来られた方や絶賛子育て中のお母さんたちに、子ども四人と暮らしていることをお話しすると、 「里親さん!!子ども4人も!?素晴らしい!!子育てのプロ!!」 と言っていただくことがあります。 ごめんなさい!なんの、そんなこと

村日記vol.588「キャンプ」

ゴールデンウィークに糸島の山の家にキャンプに行きました。 時々小雨がパラパラと降りましたが 何度かキャンプを経験して火起こしが上手になった男の子が火の番をしてくれて、パンや肉を焼いたり お湯を沸かしてラーメンを作ったりしました。 外で食べるラーメンがこんなに美味しいなんて!! キャンプ初心者の私は驚きでした。 貴重な体験ができた1泊2日のキャンプ。子どもたちの普段とは違う一面を見ることができました。 ファミリーアシスタント     有田 ここまで読んでくださり、ありが

【村日記vol.587】5月5日の子どもの日には、どんぐり村に行ってきました🎏

暖かくなったり、寒くなったりする今日この頃、毎日の服の選択も悩み、衣替えの時期も悩んでいるのは、うちだけではないと思います。 ゴールデンウィークで学校が休みの中、クラブ活動や地域行事で忙しく、唯一の休みが子どもの日。 肌寒かったり、小雨にもみまわれたりしましたが、動物達に癒やされた休日になりました。 子どもの村福岡 育親 田原 ここまで読んでくださり、ありがとうございます。 子どもの頃、嬉しいことがあったとき、 共に喜んでくれたひと。 前を向けずひとりで居たとき、

村日記vol.586「春を感じるあそび」

春うららかな風が村にも流れるようになりました。 暖かな日差しの中、村の花壇にも色とりどりの花が咲き散歩道に野花や土筆がたくさん出てきています。 子どもたちは「花粉が出てる」と土筆を興味深く観察したり「青いお花見つけた」と散歩道に咲く野花を摘んだりしています。 散歩で花や土筆を見つけながら村に戻ってくると砂場遊びで料理ごっこをすることに。 乾いた砂と湿った砂を半々にして入れて「カレーライス、はいどうぞ」とにっこり。お皿を見ると花壇で拾った花びらを具材に見立てて飾りつけして

村日記vol.585「新生活」

春休みも終わり、新しい学年や進学など環境が大きく変わる季節となりました。 村の子どもたちも始業式から帰ってくるなり、「新しい先生は●●先生よ!」や「●●先生で良かった」などなど報告をしてくれます。 春休み明け直前まで新しい学年は不安だとか、学校はいやだなということを言っておりましたが、実際に行ってみると久しぶりに友だちと会えたり、遊んだりでネガティブな気持ちも吹っ飛んだようです。放課後はみんなそれぞれのお友だちと過ごしたり、自分の時間を過ごしたりしていました。 村がある今

村日記 vol.584 「春に馳せる」

年度末をむかえ、卒業シーズンです。 卒園や卒業した子も、そうでない子も、大きい子も、小さい子もこの時期はいろんな想いが膨らんでいることでしょう。センターハウス中庭の桜の木はまだ開花していませんが、蕾はおおきく膨らんでいます。枝はあたたかな陽を浴びて、グンと伸びています。雨が降り、風が吹き、雨風で枝を揺らす日もあり。木はすべての出来事を通してたくましく成長しています。 自然の一部でもある、私たち。いろんな体験をしながら、心のしなやかさを手に入れていくのだろうと思います。ここ最

村日記vol.583「子どもたちの贅沢な時間」

アクロス・こども文化芸術体験in子どもの村福岡で、行われました。 午前中は、GEKIDAN☆AFRICA GEKIDAN☆AFRICAのモットーは、①感動を分かち、観る人を笑顔にハッピーにしていくこと。 ②体験型のエンターテインメントは生きる力を育みます。感動体験を共有することは、心と心を結び、人と人をつないでいきます。 子どもたちは、エモーショナルな音楽と踊りに引き込まれていきました。里親さんも参加型のとおり飛び入り参加です。アフリカの楽器を触らせてもらったり鳴りしまし

村日記 vol.582「鬼きめ、鬼きめ、鬼じゃないのはだ〜あれ!」

風がビュービュー吹いて寒い寒い冬・・・大好きな外遊びも短時間で我慢することも多くありました。 やっとこの頃太陽の暖かさが感じられるようになり分厚いジャンパーが必要無くなってきました! 待ちに待った春が一歩ずつ近づいて来た予感がしています。 散歩に出る足取りも軽く、道端の小さな変化にも気が付ける季節です。 去年「お星さまの形の水色の花」が咲いていた場所をよく観察してみると・・・花が枯れた後の玉ねぎ型の物を発見。割ってみると中から種が出てきました! 「これお家に持って帰ろう!」と

子どもの村日記Vol.581 「散歩」

ある日の雨上がり、地面や遊具が濡れて外で遊べないと悲しんでいる子ども達に「遊べないけど散歩なら行けそう!行く?」と聞いてみると、顔がぱぁっと笑顔になり「行く!!」と元気よく答え、早速外に出る準備をして散歩に行きました。 道中、畑になっている野菜や果物を見て「おいしそ~!」と話したり、植物や動物を興味津々な様子でじっくり観たりして楽しい時間を過ごすことができました。 またある時の散歩では、水が溜まった水路に大きさの違う石をそっと入れて、違う音が鳴ることを楽しんでいました。そ