認定NPO法人 SOS子どもの村JAPAN

認定NPO法人 SOS子どもの村JAPAN公式noteです。福岡を中心に活動を広げてい…

認定NPO法人 SOS子どもの村JAPAN

認定NPO法人 SOS子どもの村JAPAN公式noteです。福岡を中心に活動を広げています。親と離れて暮らす子どもたちの養育、虐待予防と地域の家族支援を広げています。https://www.sosjapan.org/supporterpage/

マガジン

  • SOS子どもの村インターナショナル レポート

    SOS Children's Villages Internationalのレポートを日本語訳でお届けしております。

  • 2023年〜子どもの村日記

    noteお引っ越し後の「村日記」はこちらから。「子どもの村福岡」で生活する子どもたちの様子を、ファミリーアシスタントが中心となってお届けしています💌

  • まちの子どもの声をきくことができる社会に

    Newsletter vol.20「まちの子どもの声をきくことができる社会に」との連動企画です。ご寄付をいただいた方にはNewsletter vol.20をお渡ししています。

  • 「子どもの村福岡」ができるまで

    さまざまな理由で、親と離れて暮らす子どもたちと育親(里親)が一緒に生活をしています。海からもほど近く、自然に囲まれた場所で地域の方々に見守られながらの生活を送っています。 「子どもの村福岡」という場所ができるまでの歴史をマガジンでまとめています。

  • 採用情報

    SOS子どもの村JAPANの職員募集について、情報をまとめております。

最近の記事

  • 固定された記事

災害時「子どもの心のケア」手引き〜里親養育のために〜を公開致します。

能登半島地震の被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。 余震が続き、まだまだ不安な日々が続いている中で大変な状況であろうかと思います。 子どもたちと家族の困難な状況は、これから徐々に明らかになってくるものと思われます。私たちSOS子どもの村JAPANとしても、子どもたちやその家族のためにできる事を考えています。 そのひとつに、東日本大震災の後、全国里親会とともに発行した『社会的養護における災害時「子どもの心のケア」手引き 〜里親養育のために〜』のデータを改めて

    • 【声明】「子どもたちの生活に戦争が入り込んではならない」‘War has no place in the lives of children’

      イスラエルへの衝撃的な攻撃とその後のガザ戦争の激化から1年が経ちました。私たちは、この暴力的な紛争がもたらした壊滅的な犠牲と、人々が手足を失い、命を落とす悲劇が続いていることを忘れてはなりません。 SOS子どもの村インターナショナルを代表して、私は即時停戦を求め、民間人、特に守られるべき子どもたちを保護し、ガザに拘束されている人質全員が安全に家族の元へ戻されるよう求めます。   戦争とその余波が子どもたちに及ぼした影響は計り知れません。10月7日の攻撃とその後の戦争で、何千も

      • 村日記 vol.602「球技大会~その2」

        さわやかな秋晴れの下、今津運動公園で球技大会が開催されました。 種目はキックベースボールとドッジボールの2種目。 子どもの村の6年生の男の子がキャプテンを務め、 練習の成果を発揮して、 キックベースボールで優勝することができました! 決勝戦が始まる前は「ドキドキする…大丈夫かな」と不安そうにしていましたが、本番ではプレッシャーを跳ね除けてナイスプレーを見せてくれました! 満面の笑みで表彰式に整列している姿は堂々としていて頼もしかったです。 この経験を自信にして、これか

        • 村日記 vol.601「球技大会」

          西区の球技大会のキックベースボールにむけて練習を頑張っていた○○君。 大会では、苦戦をしいられ大量に得点を許し、相手チームが勝利ムードに盛り上がっていましたが、そこから気持ちを切り替えて盛り返し、逆転する場面もありました。 大会の結果は優勝!! 優勝旗、トロフィー、メダル、賞状をもらって自信に満ちた表情で帰ってきました。 練習は裏切らない。 優勝おめでとう! 育親 田原

        • 固定された記事

        災害時「子どもの心のケア」手引き〜里親養育のために〜を公開致します。

        マガジン

        • SOS子どもの村インターナショナル レポート
          2本
        • 2023年〜子どもの村日記
          36本
        • まちの子どもの声をきくことができる社会に
          3本
        • 「子どもの村福岡」ができるまで
          7本
        • 採用情報
          0本
        • 活動報告
          5本

        記事

          子どもの話を聴くことが当たり前になれば、独立アドボケイトがより力を発揮できる |  アドボカシーセンター福岡 理事長 安孫子健輔さん

          「子どもの声を聴くってどんなこと?」 今回、SOS子どもの村JAPANが発行するNewsletter制作を行うにあたり、さまざまな方にお話しを伺いました。 福岡市にあるNPO法人「子どもアドボカシーセンター福岡」に伺い、理事長の安孫子さんにお話を聞かせていただきました。 「子どもアドボカシーセンター福岡」は、社会的養護に関わる子どもや、地域・学校で「子どもの声を聴く」活動を広げているNPO法人です。 安孫子さんがどの様な経緯でこの活動に関わることになったのか、どのよう

          子どもの話を聴くことが当たり前になれば、独立アドボケイトがより力を発揮できる |  アドボカシーセンター福岡 理事長 安孫子健輔さん

          村日記vol.600「たまご」

          夏休みが終わり、子どもたちの学校の暮らしも徐々に慣れてきたところです。 でもまだまだ暑い日はホントに暑い暑い・・・ ○○家の食卓の風景です。 こちらの子どもたちは、すごく卵が大好きです。 夕食の終わりごろになると、誰かがキッチンに立ち、卵料理を作り始めます。 みんな上手ですよ~! 絶対に○○家の子どもたちは食には困らないのではないかしら。 たまに、使い過ぎで料理するのに困って 「もぉ~! 使い過ぎ~!」ってときもありますが・・・(笑) こうやって子どもたちの暮らしを振り

          楽しく子どもの権利を伝え、子どもの声を聴く ワークショップキット

          今回のニュースレター夏号の第二弾では、子どもの権利を伝えるためのワークショップ用に開発されたキット「きかせてジャーニー」をご紹介します。 NPO法人子どもアドボカシーセンター福岡が本キットの企画・発行を行いました。 試作品の段階で実際にワークショップで使用しながら改良を加え、子どもたちからもいろんな意見を聞いてブラッシュアップを重ね、ようやく完成しました。 大人だけでなく、子どもたちといっしょに作り上げた、こだわりのキットなのだそうです。 地域・学校で活動している子ども

          楽しく子どもの権利を伝え、子どもの声を聴く ワークショップキット

          村日記vol.599 「秋の訪れを感じて暮らす」

          夏休みも終わり9月中旬になってもまだまだ暑さの残る今日この頃ですが、秋を感じる中秋の名月がやってきました。 同じ空の下で月を見上げる、素敵な日本の風情を子ども達にも少し味わってもらいたいなと、お月見団子を育親家庭の子どもと手作りして夕食後に食べました。 ベランダ側にススキと共にお供えし、スタッフが「なぜお団子をお供えするのか知っている?」と聞くと、小学6年生の子が「作物への感謝」と答えていました。 「学校で先生に教えてもらった」と言い、きちんと学校で学んだことと結びついてい

          村日記vol.599 「秋の訪れを感じて暮らす」

          村日記Vol.598「土いじり」

          少しずつ涼しい風が吹く季節になりました。 子どもたちも暑さが和らいだためか、外で遊ぶ時間が増えてきました。 今年の夏は雨が少なく、なかなか野菜が育たなかったので、夏野菜の収穫はあまりできませんでした。 そのため、今度はみんなで楽しく収穫したいと思い、先日秋冬にとれる野菜を植えました。 種類はじゃがいも、たまねぎを植えました。 農具を出していると子どものほうから「一緒に植えるのを手伝いたい!」と言われました。 子どものほうからすすんでお手伝いしてくれるので大助かりです。 数

          村日記Vol.598「土いじり」

          村日記Vol.597「子どもは遊びの天才!」

          今年も猛暑日が続く中、村の子どもたちは、虫捕り網を片手に庭を走りまわって元気に過ごしています。 残暑も厳しく熱中症対策のため、子どもたちにはお部屋で過ごす時間ももうけています。大好きな外遊びができない時間、子どもたちがストレスをためないように、発達年齢や興味の対象を職員で話し合って遊び道具の準備をしています。 しかし、子どもは遊びの天才。心配はご無用。 ある日、木のミニカーを転がすおもちゃで遊んでいた子どもが「もっと長く(転がるのを)見たいな。」とつぶやきながら、3つのおも

          村日記Vol.597「子どもは遊びの天才!」

          「子どもの声を聴く」アドボカシーセンター福岡の取り組み

          今回のNewsletter vol.20「まちの子どもの声をきくことができる社会に」と題し、子どもアドボカシーの取り組みを特集しております。  福岡で活動する「子どもアドボカシーセンター福岡」の取り組みを取材しました。   子どもアドボカシーセンター福岡は、福岡市の社会的養護施設(児童養護施設、里親家庭、一時保護所、障害児入所施設)で暮らす子どもの声を聴き、時には子どもの意見を大人へ代弁する取り組みを行っています。   また、社会的養護にとどまらず、福岡市内で暮らす地域・学

          「子どもの声を聴く」アドボカシーセンター福岡の取り組み

          村日記Vol.596「自分で捕まえられるように!」

          8月も終盤に差し掛かりましたが、猛暑の夏はまだまだ続きそうですね。 かんかん照りの太陽のなか、子ども達は「外遊びがしたい!」とセミやとんぼを捕まえる事に必死です。 セミを見つけても自分で捕まえることができず、私たちに頼っていましたが、虫とりの回数を重ねていくとだんだんと上達していき、自分で捕まえられるようになりました。 「よっしゃー!!」と喜ぶ声が村に響いていました。 次の日の夕方には、自分で捕まえたとんぼをそーっと虫かごの中から自分の手でとり「バイバーイ」と言いながら、

          村日記Vol.596「自分で捕まえられるように!」

          村日記Vol.595「手を繋いで」

          子ども達が暮らす今津の地域は長い歴史を持つ伝統的な地域行事・お祭りが今も盛んに行われています。 子ども達は夏休みの間も様々な行事に参加したり、大人と一緒に準備に取り組んだりと大人顔負けの忙しくも充実した毎日を送っています。 普段ならお家にいる夜の時間に、子どもも大人も一緒になって明かりを囲んでワイワイ賑やかな時間を過ごすのは、きっと胸が高鳴る特別な体験になるはず。 そんな夜のお祭りは楽しいけれど、暗い夜道で転んだり、人混みではぐれてしまわないように誰に言われるでもなく年少者

          村日記Vol.595「手を繋いで」

          村日記Vol.594「手作りおもちゃ」

          子どもの村にはショートステイ専用棟があり、ショートステイを受け入れています。 色々な年代のお子様がいらっしゃるので、年齢にあったおもちゃが足りない事も。 子ども達ともっと楽しく遊ぶために、ショートステイ担当のファミリーアシスタントで手作りおもちゃを作る事にしました。 現在鋭意製作中です! まずはお手玉。 汚れて着られなくなったズボンを切り、袋の形に縫います。 ビーズやパイプ(よく枕に入っているものです)を詰め、もう一度ぬうと、出来上がり! 他にもペットボトルと新聞紙でわ

          村日記Vol.594「手作りおもちゃ」

          村日記Vol.593「子どもたちを地域で育てる」

          地域の夏祭りは、四所神社「お汐井祭り」の祭事とともに始まります。 子どもたちの活動は、7月21日の今津海岸での「ろう障子あらい」に始まる灯篭づくりです。 子どもたちが作った灯篭が、7月28日「登志宮夏越まつり」、7月29日「四所宮夏越まつり」、8月2日「大泉坊」までの計3日のお祭りに活躍します。 お祭りでは、子どもたちが主役です。 暗くなってから、灯篭と高張提灯を点燈して、参拝者を出迎えします。 「こんばんは」「ありがとうございます」と子どもたちの元気な声が響きます。  

          村日記Vol.593「子どもたちを地域で育てる」

          実現した「子どもの村福岡」- 空間構成とゾーニング -

          空間構成とゾーニング配置計画の考え方 「子どもの村福岡」の配置計画は、設計者の建築計画コンセプトをもとに、建築チームでのワークショップを通じて検討を重ねた上で決定しました。 最初に子育てのための住宅である5軒の「家族の家」と、「村長の家」、「センターハウス」をどう配置するか、「多目的ホール」等の必要性と駐車場の配置などをいくつものパターンの中から、ひとつにまとめていきました。 敷地に対するアプローチは、さまざまなとらえ方、考え方がありましたが、今回は子どもの村の中心であ

          実現した「子どもの村福岡」- 空間構成とゾーニング -