認定NPO法人 SOS子どもの村JAPAN

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認定NPO法人 SOS子どもの村JAPAN公式noteです。 「すべての子どもに愛ある家庭を」を理念に、福岡を中心に活動を広げています。親と離れて暮らす子どもたちの養育や、虐待予防と地域の子どもと家族の支援を広げています。https://www.sosjapan.org/

マガジン

  • 2023年〜子どもの村日記

    noteお引っ越し後の「村日記」はこちらから。「子どもの村福岡」で生活する子どもたちの様子を、ファミリーアシスタントが中心となってお届けしています💌

  • 活動報告

    2022年でのSOSの活動報告についてまとめています。

  • 2014年〜2023年 子どもの村日記

    子どもの村福岡の村の様子を月に3回、ファミリーアシスタントよりお届けしています。

  • 採用情報

    SOS子どもの村JAPANの職員募集について、情報をまとめております。

最近の記事

子どもの村日記 Vol.576「~の秋」

11月に入り、涼しい季節になってきました。 子どももたちは各々、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋を楽しんでいます。 先日、夏に村の畑に植えたさつまいもを平成ロータリークラブの皆さんと収穫しました。 今年の夏は暑さが厳しく枯れてしまった苗もあったのですが、そんな中でもすくすく育ってくれました。 地中深く大きな芋が出来ていて、大人も子どもも夢中で掘り、大収穫でした。 「この一番大きなお芋はわたしがとったとよ~♪」 「今日、すぐに食べたい!!」 などと笑顔のあふれる一日になりま

    • 子どもの村日記 Vol.575「夕焼けの石」

       「夕焼けの石みつけた。あげるね」 と、石ひろい遊びをしていた子どもが育親さんにプレゼントしてきたそうです。なんてすてきなエピソードでしょう。  とある本に、子どもにとっての陽の光は、周りの大人の眼差しで、 時には、雷が落ち、雨が降り、嵐のような日もある。でも、 雨雲の上にはいつもおひさまがあり。 おひさまのように、いつでもそこに存在している安心できる大人がいる。 そう書いてありました。 夕焼けのやわらかな陽の光。子どもにとってその光とは、どんな光なのでしょうか。  夕焼

      • 11/19(日)に【シリーズわたし研究】~子どもとの良好な関係を築く暮らしの工夫~を開催いたしました。

        「わたし研究」とは、里親さんによる里親さんのための当事者研究会で、今回が初めての試みです。 当日は3名の里親さんにご参加いただきました。子どもとの関係について、日頃大切にされていることや、もやもやすることなど、和気あいあいとお話いただきました。 里親さん同士で繋がりながら、日頃の養育について一緒に考える会となったなら幸いです。 次回は12/16(土)に~発達障害特性を持つ子どもの里親養育~をテーマに開催予定です。皆さまのご参加、お待ちしております。

        • 2023年8月1日「予行演習」

          夏休みになりました。 昨年はまだコロナの影響があってお出かけができませんでしたが、今年はみんなでキャンプに行く計画を立てていて、今からとっても楽しみにしています。そこで予行演習。中庭でテントを張ってみることにしました。 完成したテント、大きいね〜! みんなで寝ても余裕の広さです。キャンプに行く日が待ち遠しい子どもたち。 どうかお天気に恵まれますように ファミリーアシスタント   有田

        子どもの村日記 Vol.576「~の秋」

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          2023年7月20日「パトロール」

          自然豊かな村ですが、子どもたちが木登りできる木はそんなになくて。 唯一登れる木が正面入口前の木。 ついこの前までは、一番下の節目に足をかけて登っている風だったのに・・ おっ!もう一つ上まで登れてる! 「上まで登れるようになったね!」と声をかけると、 「僕、警察やけん。パトロールしようけん、ここ、遠くまで見えるよ!」と、大人より高い場所から満面の笑み。 得意気に縄跳びで作った謎のトラップ?犯人を捕まえる仕掛けを説明してくれます。 「パトロールしてるんだ!うんうん、そ

          2023年7月20日「パトロール」

          2023年7月10日「夏が来る、きっと夏が来る~」

          梅雨です、ジメジメです。 どんどん暑くなってきて、もうすぐで、みんな大好き夏が来ます。 夏の前のジメジメの暑さ・・・ そんな暑さを、ものともせず子ども達は、外で走り回っています。 そして、温かくなって顔を出してきた生き物たち(オタマジャクシ、カニ、セミ)を見つけては、捕まえて生物学者顔負けの観察力で、穴が空くぐらい見つめています。たくさん観察した後は、元の場所へ「バイバイ」します。 将来は、生物学者かな!? 育親 田原

          2023年7月10日「夏が来る、きっと夏が来る~」

          2023年7月1日「花、飾ろっ!」

          じめじめとした毎日が続きます。 今年は例年より早く梅雨を迎え、気持ちもなかなかスッキリしない今日この頃です。 その日、休み明けで出勤した私にスタッフから 「○○家の玄関を見てきてください!」と言われ、見にいくと・・・ 「うわぁ~!!」 水を入れたペットボトルに花が飾られ、それがいくつも並んでいます。 なんか、祭壇のような気もする~(笑) 話によると、昨日地域の方からお花をいただき(ありがとうございます)早速、子どもたちが行動したようです。 それを想像すると、可笑しくて

          2023年7月1日「花、飾ろっ!」

          2023年6月20日 「小さな探検隊!」

          紫陽花の花が色づき始め、 いよいよ梅雨の季節到来!! シロツメクサの花が咲き誇っている庭には、毎日のようにかわいいお友達がやってきます。 小さな隊員さんは早速そのお友達を見つけました。 「ちょうちょだー♪ ちょうちょだー♪」 「えい!!」 「とれたかな」 とそんな声が聞こえてきました。 さあーちょうちょはとれたかな?? 網の中をそーっとのぞいてみると、小さなちょうちょがいましたいました!! でも。。。残念ながら捕まえることはできませんでした。😢 それでも小さな探検隊は村

          2023年6月20日 「小さな探検隊!」

          2023年6月12日「はれ あめ くもり」

          梅雨入りしました。 シトシト、ポツポツ雨が続きます。 中庭の木々や花々が、たくさんの雨をふくませています。 カーテンのすき間から、お空を見あげる子がいます。 くもり空はチャンスとばかり、子どもたちは中庭であそびはじめます。 お砂場は大人気。 あれこれとイメージを膨らませながら、せっせとままごと道具をえらびます。 この日は摘んできたお花のチャーハンができあがっていました。 ぐずぐずしたお天気だったかと思うと、スーッと晴れ間がのぞくこともあります。 そんなある日のこと。 外

          2023年6月12日「はれ あめ くもり」

          2023年6月1日「かわらないもの」

          昼も暑すぎず、過ごしやすい季節になりました。 村の子どものたちは新しいバスケットゴールに大喜び。 交代でシュートを打つ子どもたち。 『僕は3本入った!』 『私は7点とったよ、学校でもうまいとよ~♪』 と得意げにプレーを見せてくれます。 実は昨年の台風でバスケットゴールが大破し、ずっと我慢をしてきました。 手作りのパイプで作ったゴールをリングに見立てたり、ドリブルの練習をしたり…。 子どもたちの工夫ってすごいなといつも感心しています。 待ちに待ったゴールの登場で子どもたちは大

          2023年6月1日「かわらないもの」

          2023年5月22日 「雨の日の過ごし方、晴れの日の過ごし方」

          雨の日に子どもたちに大人気なのが、たまごホールです。 そして、この頃の子どもたちがはまっている遊びが「だるまさん転んだ」です。 小さい子ども達も真似して上手に「だるまさんが…転んだ!!」でストップ! 「だ~る~ま~さ~ん~が~転んだ!!」等言い方のバリエーションも豊富です。 一歩、二歩進むのはご愛敬で年上の子が許してくれたりします。 その内ストップのポーズを「かっこいいポーズ」「可愛いポーズ」「動物のポーズ」 「忍者のポーズ」etc.と変えて楽しみます。 子どもたちの個性

          2023年5月22日 「雨の日の過ごし方、晴れの日の過ごし方」

          2023年5月10日「緑の季節」

          桜の季節が終わり、緑が青々として草木も生き生きとしています。ヤギのエサになる草も多く茂るようになり、美味しそうな草を、モリモリ食べているヤギの姿が見られて嬉しいです。 村で栽培していたスナップエンドウをGWに収穫をしました。 収穫後、夕食のメニューに加えて、皆で美味しく頂きました。 赤のバケツにはカタツムリが入っています。小さな生き物が好きな子どもたちは、バケツに入れて観察したりしています。 これから夏が近づくと、もっと色々な昆虫の姿が見られるようになるので、虫が好きな

          2023年5月10日「緑の季節」

          2023年4月20日 「鯉のぼり」

          良い季節を迎えました。 4月2日 日曜日 桜満開の中、鯉のぼりを揚げました。 子どもたちが、手伝いに、駆け寄ってきてくれました。 鯉のぼりは、こどもの日まで、毎日、揚げ降ろしをします。これも嬉しい作業です。 子どもたちは、風に泳ぐ久しぶりの鯉のぼりを発見し、驚き見上げています。 鯉のぼりが泳ぐ中、中庭で砂遊びや自転車乗りに集中している子どもたち!! いつもながら、伸び伸びと遊ぶ子どもたちを見ているととても嬉しくなります。 鯉のぼりは、子どもが元気に育つことへの大人の思

          2023年4月20日 「鯉のぼり」

          2023年4月10日「春休み」

          満開の桜も、あっという間に散り始め、新緑が青空に眩しく輝いています。 修了式や卒業式も終わり、子ども達は束の間のひと休みを過ごしています。 桜吹雪の中、入学式や新学期を心待ちにしている子どもだけではなく、不安に感じている 子どももいるでしょう。 子どもだけでなく、大人も新たな人生を前に、一抹の不安を感じる事はあるでしょう。 でも、支えてくれる人は必ずいます。 「新たな一歩を踏み出す勇気を持てたね!」と、お互い支え合えたらと 思う新年度です。 ファミリーアシスタント 伊東

          2023年4月1日 「桜」

          暖かい季節となり、村の桜の木には色づいた蕾が出始め、中庭では「見て見て!赤くなっとる!」という声や「もうすぐ咲きそう!」という声が聞こえてきます。 そしてあっという間に花が咲き、満開の桜となりました🌸 だんだんと花開く姿は、次の学年に向けて準備をしている子どもたちのように感じました。 満開の桜の下では、子どもたちが落ちてきた花びらをキャッチするのに夢中になっていたり、大人と一緒に中庭で花見を楽しんだりしている姿も見られました。 中庭に並ぶ満開の桜の木は、村の子どもたち

          2023年3月10日「中庭」

          あんなに厳しかった冬の寒さも、少しずつ緩んでいっているこの頃です。 日差しも心地よくなってきました。 お天気の良い日、子どもたちは中庭でいつものようにキャッチボール、砂遊び、なかあて、鉄棒、なわとび等、楽しく時間を過ごしています。 学校のお友だちもよく遊びに来ています。 そんな村の「中庭」は、子どもがのびのびと遊べる絶好の場所です。 厳しい冬の後の子どもたちの楽しそうな姿は、とても気持ちがあったかくなります。 普段何気なく過ごしている所ですが今の世の中、子どもたちがこん