構想中のお話①
たまには脚本家っぽいことも話さなきゃなー。
前々から不思議に思っていたことがあって、今それを題材にしたものを書こうとプロットに起こしているんです。
母が認知症なのは前の記事でお話した通りです。
失語症の初期症状でどんどん言葉を失っていきました。
私は幼い頃から言葉が好きでした。
言葉に救われ、言葉で救い、言葉を愛しています。
だから、物語が好きになったんです。
母も好きだったと思います。
言葉を失った母は、本が読めなくなりました。テレビも見てるけど言ってることがよく分からなくなって、ドラマも見なくなりました。
そんな母だから、「娘」って言葉も忘れてしまいました。
じゃあ、母は私のことを何だと思っているのだろう?
娘という言葉が分からなくても、私の名前が言えなくなっても、どうやら私を何よく分からないけどなんだか大切なものという認識はあるようで。
なんだか不思議だと思ったのです。
で、そんなことから名前の付いてないそれをどうにも愛してしまう親子の話を書こうと思って。
主人公はあの世とこの世の境で、母に会うのですが、あの世で第二の人生を始めようとしている母に自分のことを思い出させるのか、出させないのか。そんな話です。
早く書きたいな♪
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