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属性相性

「あんた何属性だったの?」

俺の黒歴史ノートを人質に幼馴染。

「?!」

「中見れば分かるか」

「草です。草!」

「あーそれで種とか持ち歩いてたんだ」

「もういいだろ」

「私は何属性だったと思う?」

「どうせ金とかだろ」

金剋木。

「私はね――」

耳許で囁く声。そんなの草で勝てるわけないだろ。

いい暇つぶしになれていたなら光栄です☆