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【10代男女】位置情報共有アプリ、Zenlyに関する調査

今回は、位置情報を共有する「Zenly(ゼンリー)」について10代男女を対象に調査を行いました。

そして、Zenly利用者に「位置情報を共有するメリット」や「Zenlyの待ち合わせ以外の使い方」なども聞きました。調査の結果をご覧ください!

Zenly認知度、利用率

まず、はじめに10代男女1,351名を対象に「Zenlyを知っていますか?」と聞きました。「知っている」と回答したのは男性で37.6%、女性で48.7%となりました。

次に、Zenly認知者の583名(男性254名、女性329名)を対象に利用状況を聞きました。

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「利用している」と回答したのは男性で47.6%、女性で32.3%となりました。

Zenly利用していると回答した人に「インストールしたきっかけ」を尋ねたところ

・友達からの誘い(15歳男性)
・家族に入れさせられた(17歳男性)
・周りが入れていたから(17歳男性)
・恋人と位置確認がしたかったから(17歳女性)
・友達と待ち合わせするため(18歳女性)
・友達とGPS鬼ごっこをする為(16歳女性)

最も多かったのは「友人の勧め」という回答で、他にも家族や恋人から勧められてインストールしたという意見が散見されました。

男女ともに7割以上が位置情報を「常に許可」

ここからは、Zenly利用者の227名(男性121名、女性106名)を対象にZenlyの利用方法について調査を行っていきます。

スマートフォンアプリでは、アプリごとに位置情報の設定をすることができます。そこで、Zenlyの位置情報設定について聞きました。

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男女ともに7割以上の人が位置情報を「常に許可」していることがわかりました。

そこで、位置情報の共有をしている人を聞きました。

【男性】
友人     68.6%
家族     28.1% 
SNS上の友人 18.2%
その他    10.7%
【女性】
友人     82.1%
家族     32.1%
SNS上の友人 15.1%
その他    12.3%

友人」と回答した人は男性で68.6%、女性で82.1%、「家族」は男性で28.1%、女性で32.1%となりました。

「その他」と回答した人からは

・親戚(15歳女性)
・彼氏(19歳女性)
・先生(15歳男性)

という回答が挙がりました。

表示名の設定は?

続いて、Zenlyアカウント上での表示名について聞きました。

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男性で最も多かったのは「フルネーム」で27.3%、女性は「名前のみ」で34.0%となりました。多くの利用者が「名前/名前を含むニックネーム」を表示名にしているようです。

次に、Zenly上の友人の数を聞きました。

【男性】
10人未満     47.9% 
10〜20人未満  28.1%
20〜30人未満 12.4%
30人以上    11.6%
【女性】
10人未満     58.5% 
10〜20人未満  24.5%
20〜30人未満    8.5%
30人以上       8.5%

男女ともに「10人未満」との回答が多く、男性で47.9%、女性で58.5%となりました。

Zenlyで待ち合わせ。それ以外では?

Zenlyでの待ち合わせについて聞きました。

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よく利用する/たまに利用する」と回答した人は男性で67.0%、女性で78.3%となりました。

また、「待ち合わせ以外にどんな時にZenlyを使いますか?」と尋ねたところ

・友達がどこで遊んでいるか見る(15歳男性)
・どのくらいで今いる所に着くか(19歳男性)
・帰り道が同じ友達を探す時(18歳男性)
・友達を遊びに誘おうか悩んでる時(15歳女性)
・友達がどこにいるか観察するのが楽しい(15歳女性)
・暇な時どこにいるか見る(19歳女性)

待ち合わせはしていないものの居場所が近い場合に合流するためや、到着時間の予測、暇な時という回答が散見されました。

Zenlyのいい所

最後に、「Zenlyのいいところ、利用のメリットを教えてください」と聞きました。多くの回答が上がったので、一部ご紹介します。

・友達とはぐれちゃった時に便利(14歳男性)
・友達がいる場所がわかり誘いやすい(17歳男性)
・場所が正確で便利なチャット機能もある(19歳男性)
・待ち合わせ場所を決めなくても会える(15歳女性)
・スタンプが送れて楽しい(15歳女性)
・友達が今どこにいるかすぐにわかる(15歳女性)
・災害時に便利(17歳女性)

待ち合わせ意外にも、遊びに誘いやすい点や場所を決める連絡をしなくていい点にメリットを感じている様子が伺えました。

あとがき

以上、Zenlyに関する調査をお送りしました。

Zenly利用者の利用方法を読み解くと、表示名が実名であったり、位置情報を常に許可しているものの友達の人数を調整して、利用している様子が伺えました。

また、待ち合わせの用途以外にも居場所を把握してから遊びの誘いをすると言ったデジタルネイティブ世代ならではの位置情報の活用方法があることがわかりました。

#COMEMO #NIKKEI

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Writer  :小林(・L・)
Designer:Mari.y
--- 調査概要 ---
期間 :2019年11月19日(火)
対象 :13歳〜19歳/男女/583名
運営 :株式会社テスティー
姉妹サイト:若年層調査メディア「TesTee Lab!

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