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アロマセラピーという隠れ蓑を使って

私はアロマセラピーを仕事にしようと思った理由は、「カウンセリングツール」として優れている。と思ったからです。

20代から30代半ばくらいまで、カウンセラーとして従事していたことがあります。
いわゆる「相談業務」で、話を聴き、受け入れること、相談者の安心感になることが目的の仕事です。
医療行為ではないので、薬の処方や処置、治療は行いません。
とても良い仕事だと思うのですが、繰り返し相談に来られる方を見ていると、無力感ともっと何かできないのか?という焦燥感に駆られることが増えました。
そのうち、私自身が自分の価値を見出せなくなってやめてしまいました。

でも、やっぱりカウンセリングは社会に必要だと信じていたので、諦めきれなかったのでしょうね。

アロマセラピーを学べば学ぶほど、自分の心が軽くなり、精油の前で自分の心が自由になっていく感覚を知ります。

これは使えるかも!!と、夢中になって学びました。

ですから、私はもし当時「アロマセラピーで何をしたいの?」と言われたら「カウンセリング」と答えたと思います。

魔女の相談室が生まれた理由

現在、私はサロンにいらしたお客様に、トリートメント前と後にお話をしています。
その時間をコンサルテーションということもありますが、私は「カウンセリング」と位置付けていて、話を聴き、話を聞く場としています。

コンサルテーションとカウンセリングの違いは何?と聞かれると、意外と色々な解釈があるのですが、私の解釈はコンサルテーションは「アドバイスをすることが目的」で、カウンセリングは「聴くことが目的」です。

そして、アロマアナリーゼ。
これは、完全にカウンセリングツールです。クライアントにアドバイスをすることはないです。
クライアント自身が気づくことを促すという点で、コーチングの要素も入りますが、コンサルかカウンセリングかと言えば、カウンセリングです。

魔女の相談室という、「コンサルティングメニュー」があります。

コンサルティングと言うからには「アドバイス」をするメニューです。
なぜこのようなメニューが生まれたかというと、

アロマアナリーゼのグループセッションを毎月開催している頃、アロマアナリーゼというある種の「カウンセリング」によって、自分の中にある違和感の正体や、潜在意識が望む生き方が見つかってしまった(!?)人たちが、それを整理したい、と言うことでグループセッションから1週間後くらいに長ーーいメールをくださることが増えたのです。

これは一体どう言うことなのでしょう?
なんとなく見えてきているのですが、どう考えたら良いでしょうか?

お客様のメール

と言ったような内容です。一つ一つメールでお答えしても、何往復も続くこともあり・・・

これは、一度きちんとお話しする時間と機会を作ろう。と思って

魔女の相談室 と言うのを立ち上げたのです。
グループセッションを受けた方は、1ヶ月以内だったら受けられるコンサルテーションオプションです。
コンサルティングという言い方はせず「相談室」という言い方をすることで、カウンセリングに終わる方もいらっしゃいました。それはそれで歓迎です。

今、このシステムをやめていましたが、また再開しようかな。と思い始めています。
というのも、アロマアナリーゼグループセッションの定期開催をしばらくしていなかったため、このシステムを忘れていました^^;

当時6人の参加者がいれば、半数の3名くらいが魔女の相談室を利用してくださっていました。

カウンセリングからコンサル(コーチング)は、とても良い流れだったように感じます。

日本はまだまだ「セラピスト」や「カウンセラー」に対する親和性の低い国ですが、メンタルケアが最も必要な国民だとも思っています。
いきなり、心理相談や心療内科には行きづらい。という人たちには
アロマセラピーという隠れ蓑(?)から、自分の心に向き合って、自分の人生や生き方に向き合い、今よりも心地良い場所を見つけられるようになるといいなと思っています。

東洋医学では、心は陰陽の「陰」です。
陰のエネルギーは広がりたがるものです。
心は声を出したがっているのです。
その声を聞いてあげることは、心のが望むことであり、あなた自身が望んでいることかもしれません。

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