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負けない私ができるまで(前編)

こんにちは藤原綾子です。
って、ご挨拶から始めてみました^^

先日私のメルマガで実施した「アンケート」でいただいた
「アロマセラピーのお困りごと」についてお答えしましたので、
精油の成分や効能が覚えられない(こちらはブログも)
・精油のチョイスに迷う
・集客に自信がない
などのお悩みがある方は、是非ご覧ください。

子供の時の私

こんなに毎日アロマセラピーの話をして、アロマセラピーのことを考えている私ですが、もしもアロマセラピーに出会っていなかったら、どんな人生を生きていただろう?と思うことがあります。

私は子供の頃から、自分のやりたいことしかやらない子供で、興味のないことには全く興味を示しませんでした。
しかし、興味のあることには、異常なほど夢中になるので他の子供達と比べて桁違いにそれに時間を費やし、その分野においては抜きん出た力をつけていました。

なので、子供の時は、よくできる優秀な子と思われていたようです。でも、出来なことは何もできない子でもありました。忘れ物も多かったし、失くしものも多かったし、ミスも多かった。
中学生の時には、制服を着ていくのを忘れる、と言う前代未聞の忘れ物をしたことがあります^^;

違う世界に興味を持つ

好きなことだけに夢中になった私は、中学生の頃「勉強」を好きになります。もともと色々なことを追究することが好きで、知りたい、もっと知りたい、がモチベーションで生きているようなところがあります。
中学生で始まった定期考査というシステムは、私の知的好奇心を満たすには十分のシステムで、知ったこと、身につけたことをアウトプットできる場所があるというだけで、学びたい、知りたい、勉強したい!と、思っていました。
結果、成績も良かったです。

しかし、高校生になった時、急に違うことに興味を持ち始めてしまったのです。
勉強以外に面白いものを見つけてしまった。
社会という世界です。

もっと社会を知りたい。と思ったら、外に遊びに出るようになった。人はそれを素行が悪くなった。と言うのしょうが、私はただ単に夜の街で働く人、遊ぶ人に興味を持ち始めただけで、自分がその一人になっていると言う感覚はありませんでした^^
その結果、勉強をしなくなり、成績は驚くほど下がり、いわゆる落第ギリギリの生徒でした。

しかし、進路を考える頃に、こう思い始めたのです。
「精神世界を学びたい」

将来を考えるようになった頃

急に「精神世界を学びたい」「医学部に行きたい」と言い出す私を、学年主任始め、ほぼ全教科の先生が、全力で止めました。
「無理!この成績で大学に行くのも無理!」と。
ただ、担任だけが「ええんちゃう?やってみたら」と、呑気な返事をしていました^^

この呑気な回答だけを頼りにして、私は「やってみよう!」と思うのです。
そこで勉強を再開してみたら、自分の英語力が中3で止まっていること、数学の理解が高1で止まっていることを知り、中学生の参考書から勉強し直すのです。こう言う集中力はあるんです。

すると、再び勉強が楽しくなってきて、「わかる」喜び、「解ける」喜び。ってどこかの塾のキャッチコピーみたいだけど。
グングン成績が伸びて、学年2位までになりました。とは言え、進学校ではないので、その成績では大学には行けないのですが・・・
高校3年生の時に受けた大学は、全部落ちました。

それでも、心理学は学びたい、精神世界を知りたいと言うことで、医学部はさすがに諦めたけど、一年浪人してでも入りたい大学に入ることを決めます。

負ける気がしない

実は、大学は第一志望校は落ちた結果の早稲田大学人間科学部なのですが、結果としてはこちらの大学に行って良かったな。と思っています。
そこで出会った「行動療法(現在は認知行動療法と言います)」と言う心理療法は、アロマアナリーゼを考案する上で重要な思考になっていますので、運命だったのでしょう。

大学の授業に夢中になりながらも、辺鄙な場所にある大学と家との往復に飢餓感を覚え、外に刺激を求めるようになります。
もっと面白いものがあるのではないか?
と、そこで出会ったのがお芝居でした。

とても興味深い世界で、どんどんハマるのですが、ここで私は多分生まれて初めて「努力しても報われないことがある」と言うことを知ります。
これまで興味を持ってのめりこみ、努力をすれば、成果が出て、欲しいものは手に入る人生を送っていました。
しかし、お芝居や役者の世界は、そうはいかない。あるプロデューサーに言われます。
「華がない」「面白みがない」・・・

そんなはずはない。私だって・・・と、思ってみても、実際にその場に立てば、自分の華のなさ、面白みのなさを痛感するばかり。努力の方向もわからない。だから努力すらできない。

20歳そこそこで経験したこの挫折は、どんなことも「負ける気がしない」と鼻持ちならない若造になりつつあった私にガツンと喝を入れられた出来事で、ここから私はこう思うようになったのです。

「人に負けてもいい。できないことがあってもいい」

負けてしまおう

バブル最後の年の就職活動は、売り手市場で、またまた「負ける気がしない」と言う勘違いを起こしそうだったのですが、入った会社(リクルート)の内定者研修で知り合った同期たちは、これまたみんな「負ける気がしない」人たち。

研修中の取り組みで、私はあっさり「負けてしまおう」と思ってしまったのです^^
これは、その時も自分で驚いたけど、こう思えたことで、肩の力がスッと抜けて楽になったことを覚えています。

ところが、配属された部署では「負けてしまおう」と言うマインドは許されず(そりゃそうだ)、とにかく闘っていたような気がします。
入社した年のゴールデンウィークは、高熱を出してずっと寝ていました。入社1ヶ月、それくらい戦い続けていたと言うことでしょう。
そこから私の会社員人生は戦いの人生となり、いつも誰かと比べられ、自分自身でも誰かと比べながら生きてきていました。

・・・ちょっと待って。
アロマセラピーと出会ってなかったら・・・と、言うことを説明しようと思っただけで、こんなに長くなってしまった。
しかもまだ、導入にも至っていない。

続きはまた後編で・・・


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