見出し画像

子供時代の自分に出会う子育て

暑くなってきましたが、夏の記憶はまだ掘り起こされなーとかぼんやり思った本日。

なんの話かというと、私が子育てを始めてよかったなあと思う一つに自分の子供時代をちょくちょく思い出すことがあるのです。
それは例えば娘が花を摘んでいる時とか、飛行機を見つけて喜んだ時とか。
色々なことをきっかけに思い出します。

子育てっていうときついイメージもあったりして、結婚、出産に希望を持てない人もいる様ですが私は子育て、好きです。

そんなわけで

今日は子育てのお話し。

子供時代の記憶が薄い私

私は良くも悪くも未就学児の時の記憶がほぼありません。
なんなら、小学校低学年も怪しいです。苦笑
友人で1、2歳の頃の記憶もあるという人がいてたまげましたが、この辺は人それぞれな様で。

私に限って言えば、そもそもあまりいい未就学児時代でなかったことはうっすら記憶しているので、


なんなら毎日親が喧嘩していて、母親もピリピリしていて思い出したくないこともあったり。その辺があるから記憶が埋もれているのではないかと思うくらい。


思い出さないのは心の平和を保っているのかもしれないと思ったりもします。
でも、その記憶がひょんなことから掘り起こされることがあるのです。
それは明らかに娘の影響です。

もっと詳しくいうと娘の優しい心や無邪気な心を垣間見れた時、思い出すのです。
子供なので、ありさんこわーいと言いながら掴んでいたり

その段階で死んどるよ?おいおい
アリからしたら君の方が怖いよ?

という様なこともあり、その辺は優しくはないのですが笑


花が倒れていれば可哀想ー
雑草の花を見て、キレー、かわいそうだから避けなきゃね。
飛行機を見てヒコーキー。
とまあ賑やかで無邪気で優しい面も。

そういう姿を見ていると、ああ、昔自分が虫を見つめていたことがあったなあとか、花を積んで持って帰ると母が喜んでくれてそれが好きでよく積んで行ってたなあ(まあこの辺は小学生低学年だったと思うのですが)そう言った自分の何気ない子供時代を思い出すのです。


子供時代の自分から見て羨ましくも

ある意味、子供時代の自分から俯瞰してみると娘の甘えるところが何箇所かある環境、そしてのびのびと育っている姿は羨ましいとも思ったりもします。
でも親の私としては、自分の子供時代があって、それがあるからこそ、私たち親以外にも義家族や私の親、近所の人など多くと関わり、甘えたり怒られたりしながら成長してほしいと思っているので順調と言えば順調なのですが・・。

よくないと思いながら夫婦喧嘩をしそうになると(すると)娘が、「いけないよー」「仲良ししてー」「怒ってる?」とか間に入ります。

小言を言ってもそんな感じ・・。
喧嘩じゃないのだよ・・

怒っている?
いや怒っているわけでもないんだけど・・


子供にそういう気を遣わせることはよくないとは思うのですが、でも私の子供時代はそういうことは全く言えなかった環境だったので伸び伸び育っとるなあと思いながら反省する感じです。


一緒に遊ぶと子供の私が癒される

たまに思うのは、私は当然今を生きているわけですが、娘と童心に返って(私はいつも遊ぶときは全力派なので笑)遊ぶと子供の頃の私が癒されているなーと思います。
過去の私が癒されるというのはなんのこっちゃという話ではあるのですが、今が幸せで、あの頃辛かった私があの頃遊んでいたことと同じ様なことで私に(今は)一番愛情を注いでくれているであろう娘と(私も注いでいますが)遊んでいる。

それがあの時と母と娘という逆の立場ではあるけれど、母娘で、癒される。

娘は娘なのだけれど、一緒に遊んでくれる母親の様な気もしないでもない。

そういう意味で子供時代の自分に出会う子育てをさせてもらっているなと思っています。

ま、

わんぱくさは負けていない娘なので、しょっちゅう「めでしょー!」ということもあるのですが。


そんななので、子育て大変ですが、私は好きです。



ーーーーーーーーーーーー

マガジンもキボウのカケラを描いていますがそんなキボウのカケラを主人公に託した小説を発売中です。

普通の会社員の主人公が、ビジネスでインドに滞在し犬を拾ったことをきっかけに、インドの日常に横たわる人々の深層意識やカスタムに触れていくお話。
NewsPicksでも紹介されました。

なんと、るろうに剣心の大友監督と、ドラゴン桜の編集などもされている佐渡島さんからも書評をいただきました。

是非是非よかったら読んでみてください。


よろしければ餌を与えてみませんか?(=サポートお願いします)喜びます(=がんばる活力にします)