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土竜のひとりごと:まとめ記事:カミさんに遺す僕の物語

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これまでに書き溜めたもの、このnoteの「土竜のひとりごと」に書いたものを2000字程度の文章に整理してここに集めてみたいと思います。
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2022年6月の記事一覧

第234話:ぽつんと一軒家

日曜の夜は「ぽつんと一軒家」を観る。カミさんは「イッテQ」を観たそうなので、何となくたま…

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第233話:もはや昭和ではない

かつて図書館に勤務していた時、「もはや戦後ではない」と書いた『白書』を見たいという来館者…

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第232話:高校の国語から文学が消える?

一般の方はご興味がないかもしれませんが、ちょっと柄にもなく真面目な国語の話をしてみたいと…

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第231話:助けてと好きだよ

「チコちゃんに叱られる」だったか、この間テレビを観ていたら、「いい日旅立ち」が作られた時…

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第102話:礼子先生と猫

テストの解答用紙の最後に自由欄として「何か書きなさい」というスペースを設けていたことがあ…

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第95話:裸足

まったくの愚話と思って読んでいただきたい。 若い頃、と言っても40歳くらいまで僕は素足でい…

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第93話:金のわらじ

かつて、地学専攻の同僚が研修で海外に行ったということで、地形やら地層やらの写真を撮って来てスライドにして生徒に見せたらしいのだが、 その日の帰り、生徒が 「先生、セナスって何?」と聞いて来た。 「セナス?」と怪訝な顔をすると、 「理科の先生が言ってた」と言う。 「何かの専門用語じゃないか」 と適当に答えておいたのだが、一応セナスとは何かその教員に後で聞いてみると、 「何って、飛行機だよ。小さいプロペラの」 と、当ったり前じゃねーかという顔をして言う。 僕は「それはセスナだ

第83話:ガキと主夫生活

[子育ての記憶と記録] 「ゴツモンがモノクロモンに変化した」子は叫びつつ風呂に入り来る …

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第77話:あがる

人間は誰しも「あがる」ものである。 結婚式のスピーチで「おめでとう」と挨拶をしたはいいが…

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