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新しいことにチャレンジすると

久しぶりに挫折を味わった。

新しいチャレンジで、とあるプロジェクトのリーダーを任された。
結果、ほとんど手も足も出なかったんじゃないかと思う。

自分はもうちょっとできると思っていた。
でも、それはおごりだったと思い知らされた。
「自分ってこんなに何もできないんだ」と、改めて痛感した。

それで気づいたのは、人は謙虚であろうしても、なかなか謙虚になれないが、ひとたび、自分一人では何もできないことを思い知ると、謙虚にならざるを得なくなる。

メンバーの頑張りでなんとかプロジェクトは成功した。
でも自分自身にとっては挫折感の方が大きかった。

それなりに今までやってきたことの延長線上のことであれば、出来るのは当然だろう。しかし、得られるものも少ない。

反対に、新しいことに挑戦するということは、時に挫折を味わうかもしれない。しかし、その分、得られるものは大きい。

今回の自分の場合、苦境に立たされた時に、自分がどうなってしまうのかという現実を見せられた。
おかげで、以前よりも人の心の弱さというものを多少理解できるようになったように思う。

そして、謙虚にならざるを得ない心境というものが、どういうものなのかを身をもって学ばせてもらった。

まだ心のどこかに刺さったままのピンが残っていて、振り返ると痛みを伴うけど、いずれこのピンも抜けて、今回のことに対して感謝を感じられるようになるのだろう。


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