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幸せは日常の中にある

昨年末のお休みは近所にいくつかある大きな公園に行った。

天気のいい日は、日光が当たる場所にいるとポカポカと暖かい。

休みの人が多い時期だからか、公園には多くの家族連れが来ていた。

日の当たる場所で本を読んでいると、近くに小さな娘さんを連れた親子連れが来た。
お父さんが娘とじゃれ合って遊び、お母さんは隣でそれを微笑ましく見ていた。

あたりには楽しそうな親子の笑い声が響いていた。

しばらくすると、お父さんも興が乗ってきたのか、娘さんを軽くジャイアントスイングしはじめた。
そうしたら、まだ小さい娘さんには怖かったのか、大声で泣きはじめた。

すかさずお母さんが子供を抱っこしてあやしていた。
お父さんは笑いながらごめんごめんと、やりすぎを反省していた。

しばらくすると子供は泣き止んで、またお父さんと遊び始め、楽しそうな笑い声がまた聞こえてきた。

そんな光景を見ていると、幸せというのはとても些細な日常の中にあると思えた。


当たり前と思っていた日常の中にこそ、本当は当たり前ではない、とても素晴らしい価値ある時間があるのだと。

世界では戦争も災害も起きている。
様々な事情により、家族が一緒にいられることが当たり前でなくなることもある。

自分自身、ありがたいことに今年もまた家族とお正月を過ごすことができた。

これは決して当たり前のことではないし、突然の災害によってそれがいつ奪われてもおかしくない時代になってきている。

今の日常を当たり前と思わず、与えられているこの時に感謝して、今を精一杯生きていきたい。
そして、世界中の人たちがこんなふうに幸せであるために、やれることを精一杯やれる者でありたいと願う。

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