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”何だか今日は重だるい、仕事が進まない…” そんな今夜は大好きな食材をめいっぱい詰め込んだおかゆ

記事を開いて下さってありがとうございます!
薬膳をベースに、
ひとりひとりにあった旬野菜を使ったレシピ、
献立をご提案しています。
どうぞよろしくお願いします。

今回はお粥の話です。
「お粥=相当体調が悪い時の食事」というイメージだったのですが、
好きな具材を使えるとても自由でたのしい料理。
例えば旬のとうもろこしに湯葉や胡麻も加えて
しっかり煮詰めて濃厚に仕上げれば
胃袋も喜ぶご褒美ごはん!

消化にはたくさんのエネルギー(=気)を
使うと言われています。

日頃、仕事や家事、育児などに
たくさんのエネルギーを使ってしまっていて、
全体のエネルギーが不足していると
消化に必要なエネルギーが回ってこなくなります。

とびきりのごちそうを食べても
美容に良いものを食べても
消化エネルギーが無い状態ですと
食べたものを消化・代謝することができず、
どんどん体内に滞り、
”何だか重だるい”状況を作ってしまいます。

そこでお粥の登場です。

鱈と卵、三つ葉のお粥

コトコト火のエネルギーが入ったお粥は
消化しやすい形なので
”体内にどんどん溜まる→重だるい”
という状況を回避できます。

とうもろこしと湯葉のお粥

もし寝ても寝ても疲れが取れない、
という状況でしたら、
体内に不要な塊がある可能性があるので、
とうもろこし、湯葉、枝豆、しらたき、
筍、ウリ系野菜、昆布、海苔、白菜、
春菊、小豆などを使っていきます。

小豆粥

1246年頃、道元禅師が永平寺にて、
「赴粥飯法」を書き記したのですが、
その中で食事の大切さを説いていて、
お粥について十の利も記しています。

私たちの身体を整え直し元気をくれる、
日本の大切な料理の一つです。

お米とお水、それから、
今のわたしが食べたい食材を入れて
自由に作れば、
心地よく満たされるます。

週はじめの月曜日、
今日の夜はコトコト作ってみます。

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