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ラジオトークやめます ~執筆と音声配信の違いの感想~

こんにちは、Soratoです。

今日はちょっとしたお知らせです。

冒頭は私の音声配信に来てくださった方向けですが、実際にやってみて感じた執筆と音声配信の違いについてもガッツリ書いてるので、「音声配信って何よ?」と感じた書き手の方もよかったら目を通してください。

※音声配信→「喋って声で伝える情報伝達・交流手段」

ラジオトークやめます

先週ラジオトークという音声配信を始めたばっかりですが、やめることにしました。

理由は、すぐ飽きたとか、音声配信が合わなかったとかではなく、ユーザー層の問題です。

実は、何もわからずラジオトークをはじめてみたものの、ずっと妙な場違い感を感じて戸惑っていました。

私は心の病気をテーマとしたメンタルに関する話をしてるのですが、全体的な空気感が違うというか、他の放送とのギャップがすごいというか。。。

で、先ほど何気なく私の話に関連しそうなワードで最も数が多そうな「心理学」のワードで検索してみたところ、

ほとんどユーザー(発信者)がいませんでした。

記事作成時点でちゃんと活動してそうな番組・ユーザーって5人いる?という程度ですね。

他のワードである、「社交不安」「パニック障害」、心の病気では最も認知度が高いであろう「うつ病」、私はほとんど話をする気はない「自己啓発」を含めたワード検索をかけても、すべての合計でアクティブなユーザー(トーク・番組・ユーザーのうちユーザー)は10人いるかなって程度。

ここ、心の問題をガッツリ語る場所じゃないみたいです。

私は場違いな場所で自分語りを延々と続けられる強心臓ではないので、早めに撤退することにしました。

すでに聞いていてくださった方には申し訳ないですが、私も右も左もわからず右往左往している状態なので、温かい目で見守ってくれると嬉しいです。

これはラジオトークに限った話ではないけれど、これから音声配信をはじめようと思っている人は自分が扱うテーマと使用するアプリのユーザーの相性は軽く確認してからのほうがいいと思います!

(あくまで私のジャンルなので他ジャンルの動向はわかりません。具体的なユーザー数の比較(2021年度版)は下の記事を参考に。ラジオトークは20位中13位なので著しく過疎ってるわけではありません)

音声コンテンツアプリのユーザー数を調査!ポッドキャストではニッポン放送の人気が明らかに | [マナミナ]まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン (valuesccg.com)

音声配信は今後も継続予定

音声配信自体は結構気に入ったので今後も継続予定です。

私もやってみて本当に驚いたんだけど、「書く」と「話す」って全然違って、自分の情報発信の手段として「話す」の練習もしてみたいと思いました。

どちらもやってみると、両方のメリットデメリットもわかってより情報発信の仕方が洗練されると思うし、仮に最終的に書くに戻ってきたとしてもいい経験になるんじゃないかなーと思ってます。

「書く」と「話す」の違い


ここはすでに情報発信している書き手の方も多いと思うので、私が感じた「書く」と「話す」の違いもお伝えしておきますね。

まず、第一に、喋るほうが情報の伝達手段としては、圧倒的に楽で早いです。

noteで記事にして書くには1~2週間かかりそうなことでも、喋るのであれば2~3日でできそうな感じで、作成の手間が3分の1~5分の1くらいに感じました。

日常的な例で考えてみても、人に何かを伝えるときに、メールを作成すると30分くらいかかりそうな内容でも、「これ、電話で話せば5分~10分で済むんじゃね?」ってケースがあるのを考えるとわかりやすいかも。

(ただし、軽く原稿をつくったり、思っていたほど簡単ではなかった)

あと、音声だと情報を受け取る側も「聞き流す」っていう「ながら」で消費できる選択肢ができるのもGoodですね。

私はKindleでめちゃくちゃ長い本を書いてるので、私が言うのも何だけど、文字を読むって結構大変だし疲れるし、私も読書はほとんど「聞く=耳」です。

世の中って「ガッツリ何かを学びたい!」ってニーズばかりではないと思うので、ライトな情報発信の手段として「話す」という選択肢を持っておくのは悪くないと思いました。

一応、音声配信大手・Voicyの有名配信者も「作成が楽」って言ってる人は結構多いです。

「書く」のメリット

対して「書く」のメリットはやはり、深い話に適してることです。

改めて調べ物をして、ひとつのテーマを順序だてて伝える場合は記事のほうが良いと感じます。

自分が発信した情報って今後もほぼ永遠に残り続けて、誰かの目にとまる可能性があると考えると、私は誤解を招くようなことは言いたくないし、必ずしも「手軽=効率的=正義」ではないと思う。

これは、最も手軽なX(旧Twitter)のつぶやきで、何気ない一言が大炎上するケースが多発していることを考えるとわかりますよね。 

ツイートした本人からすると、

「そんな意味で言ってないよ!」

という言葉でも、「何で」の部分がないから誤解が生じることがあるのは必然です。

でも、ありとあらゆるケースを想定してつぶやくとめんどくさくて嫌煙されそうだし、、、

ってことで、余計なゴタゴタに巻き込まれたくない人は、そもそも難しい話題については気軽にツイートしないほうが良いってのが私のスタンス。

たまに「炎上なんて気にするな!」というタイプの人もいるけど、実際、炎上してメンタル壊れて再起不能になる人もいるので、「他人ができる=自分もできる」ではないので要注意ね!(始めたばかりの人は気づいてない人多いと思う)

あと、書くってすごく時間がかかる作業だけど、ある意味、「冷静に考えられる時間があるので、感情的になりにくい」という面もあるので、後で後悔する発言をしにくいのも大きなメリット。

私は結構長く書くという作業をしてますが、カーッとなった頭を冷やすためには時間を置くのがベストだし、それ以外の方法はないと思っています。

これは私が元々執筆という分野を選んだ理由の一つですね。

本なんて完成に数か月かかるので、「何であんなことを言ってしまったんだろう・・・」というリスクは限りなく低くなります。

数か月も怒りがピークの状態を保ち続けることができる人はそういないからねw

ざっくりまとめると、多少作成の効率が落ちても、「この内容は誤解なくしっかり伝えたい!」ということほど記事(or本)が適してるってことかな。

ユーザー数の動向は?

ついでに全体的なユーザー数の動向も軽く調べてみました。

音声大手のVoicy、Spoonは2021年時点で25万人、21万人という数字が出てますが、音声コンテンツは近年注目されているようで、特にVoicyは2023年8月で会員数180万人と圧倒的に伸びている模様。

(ただし、Voicyは審査の通過率が5%なので一般人はほぼ無縁)

noteは会員数が663万人(2023年5月末時点)と公式から出てますね。

公式の数字がどこまで参考になるかは分からないけど、noteはSEOがやたら強いのは間違いなくて、日常でGoogle検索をしてるとnote記事が上位にくることはそう珍しくないです。

昔個人ブログをやってた身からすると、基本的なSEO関係を丸投げできるのはありがたい!

これから音声が伸びていく見通しもあるようなので、いち早く始めるという手もありかもしれませんが、急に音声配信してもユーザーはつかないそうので、他から来てもらうのが王道のようです(先ほどのVoicyの記事参考)

なので、単にユーザー数でみると「既にnoteをやってる人は、とりあえずnoteを頑張った方がいいんじゃない?」と個人的には思いました。

手軽といっても作成の手間は間違いなく増えるし、フォロワーさんにもっと気軽に情報発信できる手段も欲しいと思ったときに再度考えてみるといいかもしれません。

音声配信の意外な落とし穴

実際、音声をとってみると書き手としては驚く意外な落とし穴もありました。

・声のトーンや活舌

・声が隣の部屋に響いてないか?

・雑音などの配信環境が気になる

といった今まで一回も気にしたことがなかった「音」に関する制約が色々ありました。

(録音を取り終える最後でパトカーのサイレンが爆音で鳴り響いたときは倒れて気絶しそうになったw)

執筆はGoogleドキュメントを使えばいつでもどこでも仕事ができるので、時間と場所の制約が出てくるのはある意味新鮮でしたが、よくよく考えてみると「書く」が恵まれすぎてるのかも。

単発の投稿ではそこまで神経質になる必要はないと思いましたが、ライブ配信を考えている人は一定の対策が必要になる人もいるかもしれません。

それでも、書く以外の選択肢にも明らかなメリットがあると分かったので、改めて選択肢として考えてもいいんじゃないかなーと思いました。

改めて再スタートします

と、いうわけで、再スタートのお知らせとお試しではじめた音声配信・執筆の違いについての感想でした。

kindle本メインで音声配信はサブという位置づけは変わりませんが、また配信先を探してみます。

すでに聞いてくれた方には申し訳ないのですが、気長に付き合ってもらえれば幸いです!m(_ _)m

(音声配信に関する記事はリンク切れになるので削除します!)


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