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福島県大熊町が、上空シェアサービス「ソラシェア」を復興パートナーに採択!

参考:大熊町復興ピッチイベントの実施結果

トルビズオンの上空シェアリングサービス「ソラシェア」が、パートナーとして採択されました。本ピッチイベントは、大熊町が2022年の町中心部(特定復興再生拠点区域)の避難指示解除に向けて、「ゼロからのまちづくり」に共に参画するスタートアップ企業等を支援・共創する仕組みづくりを検討する中で、実施されました。

今後は我々採択企業の事業とあわせ、町で整備予定のインキュベーション施設を中心に、誘致企業とのオープンイノベーションなど町全体で企業をインキュベートする仕組みの構築を目指すとされています。

大熊町とソラシェアは、震災の爪痕が今なお残る、広大な帰還困難エリアの上空をドローンユーザや事業者に開放し、利活用を促進することで、町おこしを狙います。北の南相馬にはドローンの実験で有名なロボットテストフィールドがあります。大熊町では、リアルな「町の上空」を飛ばせるので、合わせて活用して頂ければ、より社会実装に近い訓練ができそうです。

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具体的には、家屋の上空を含むドローンの広域飛行ができる場所を視覚化することで、町を丸ごと測量したり、植生分析の訓練を実施できる「空域」を提供します。

帰還困難エリアにおいては、帰還できない住民の皆さまが今なお、全国で苦しんでいます。ドローン事業者は空域使用料を支払うことで、大熊町や住民を支援しながら、空域を活用して新しいソリューションの開発を行えるので、WinWinのモデルです。

将来的には空飛ぶクルマ(参考)や水素燃料で飛ぶドローンなど、リスクの高いドローン飛行のフィールドとしても活用ができるのではないでしょうか。

準備ができましたら、ソラシェアの公式サイトからご案内致します。


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