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栗日記 リハビリ編13

入院中、今よりももっと体が動かなかった時は、かえって心配などしてなかったように思う。
当時は右手も全く動かなかったが、それにいちいち絶望してるような余裕もなかった。
両足も全く動かなかったが、それでものすごく病んだりはしなかった。

今思うと不思議だ。
ただ耐えるしかない時期だった。

そういう時は脳みそが、余計な事は考えないように作用するのかもしれない。

辛くて痛くて苦しい事ばかりの入院生活だったが、脳みそが器用に動いたおかげで、お気楽に過ごせたのかも。

今日も訪問看護では何を話せばいいのかわからなかった。
「生活のメリハリが付けられるようになりたい」と話した。

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