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Katsuhisa Sakita
2024年4月23日 12:38
📚【骨董夜話】1970〜1978 月刊「太陽」に連載1975年に連載分をまとめた単行本が出版。「螺鈿の皿」長径が僅かに一二・五センチ、短径九・一センチ。「琺瑯彩」直径十四・五センチ製作者の意図が初めから「美」を造り出すことにあたって、その全能を傾けて出来上がったものが工芸品であると。これに対し、民芸品は、日用雑貨を作るうちに、偶然に修練によって美的作品となったものである。(細川
2024年4月1日 16:21
📘『知々夫紀行』幸田露伴1899(明治32)年2月我邦には獅子虎の如きものなければ、獣には先ず狼熊を最も猛しとす。されば狼を恐れて大神とするも然るべきことにて、熊野は神野の義、神稲をくましねと訓むたぐいを思うに、熊をくまと訓むはあるいは神の義なるや知るべからず。(或曰、くまは韓語、或曰、くまは暈にて月の輪のくま也。)ただ狼という文字は悪きかたにのみ用いらるるならいにて、豺狼、虎狼、狼声