日記：わが家のベランダ席を訪れてくれる新たな輝ける友人

先週の週中の旅行のためイレギュラー進行だった日常が、ようやく明日の祝日でひと段落しそう、という夜です。

さてオリオンとカシオペアの季節です。

昔からこの２つはたいてい、歩いている時の友でした。ああ今日も綺麗だなあと空を見上げながら早足で帰るわけです。

ところが昨日わがベランダ席に座ったときに、まるで風神雷神のようにベランダ上空の左手と右手に輝いているのを発見しました。

ゆっくり座りながら出会えたわけです。その感覚があまりに新鮮でびっくりしました。こんな小さなことが、まるで人生のエポックメーキングです。

手を伸ばせば届きそうです。まるで毎晩大空からオリオンとカシオペアがわが家を訪ねてくれているような感覚です。
客人のようですが毎晩のことなので、これではまるで友人だ。。。と、アボンリーに来る前の赤毛のアンのような気持ちになります。

もしくは空全体が、わが家の時計になったようです。どちらもゆっくりと空を巡りますので。月も同じなのだけど、オリオンとカシオペアは適度に離れて対となっているので、空が回っている感覚が強いのですね。

自宅にいながら、あんなに勇壮なオリオン座の配置とカシオペア座のおしゃれな配置がかかげられた真横でウィスキー入りのコーヒーを飲めるなんて、想像していなかったので、贈り物をもらった気分です。

おやすみなさい。

（日記：2022年11月22日）