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資格の効力

私は「資格持ち」な方だと思います。

持っている資格は、
書道 準6段
普通自動車運転免許
漢字検定 2級
日商秘書検定 2級 、3級
ワープロ検定 3級
博物館学芸員資格
図書館司書資格
中国語検定 2級
日商簿記検定 2級
MOS EXCEL 上級
ビジネス実務法務検定 3級
知的財産管理技能士検定 3級
アロマテラピー検定 1級
インバウンド接客外国語検定(中国語)
FP技能検定 3級

役に立ちそうなもの、持っている自覚すらないもの様々です。

他にも小学校のころにやっていたそろばん、スキー、剣道。語学で言えばTECCも持っていると思いますが、点数やレベルは忘却の彼方。HSKも中国留学1年の総決算として受けましたが、20年以上前に有効期限切れています。

資格マニアなわけでもなく、資格を取って就職に優位にしたい思いがあったわけでもありません。とくに脈略はなく、単に「勉強したいな、興味あるな、おもしろそうだな」と思って勉強していたらどんどん増えていたという感じです。

資格を取る動機は人それぞれだと思います。私の場合、20代のころは日常業務知識を深めたくてビジネス系の資格を多く取っていました。当時はとにかく海外就職したかったので、海外進出している日系企業の事務職で働くことを目指し幅広く資格を取っていました。

最近は「あたま使いたい」、もしくは「新しいこと学びたい」欲求を満たすため、2-3週間の期間で毎日1-2時間程度勉強すれば取得できそうな資格を選んで取得しています。

資格のいいところは、一つには一定分野の知識を広く体系的に学べるところにあると思います。特にビジネス系の資格はいくつか取っていると、学ぶ範囲や知識がかぶるものもあるので、復習程度で済む項目が増えてきます。

そしてもう一つは、「合格」という成功体験を気軽に積めることではないでしょうか。何かを成し遂げた達成感は自信につながると思います。あと試験前の緊張感も好きですね。知らない人と一緒に緊張するという一体感、結構好きです。

しかし、資格は持っているだけでは本当にどうしようもなく、ただ持っているだけでは何も起きない。その効力は水戸黄門の印籠以下だとも思っています。

私は以前、語学関連の某試験事務局の運営に携わっていた時期がありました。「この試験のこの級を持っていれば就職に優位だから」と思って試験を受けている印象を受ける受験生をときどき目にしました。SNSでもたまに目にするときがあります。

でも経験上、実際に人を採用する場合に資格を見て採用の可否を判断することはありませんでした。例えば、中検準1級と3級の人が候補にいた場合、必ずしも準1級の人を採用するわけではありません。中国語の場合、話してもらえばわかりますしね。それも中国語が流暢な人の方を必ずしも採用するわけでもありません。(中国語のレベルと仕事については、長くなるのでまた気が向いたら書きたいと思います。)

試験をパスすることで単位や奨学金、資格手当等々もらえる人もいるし、実際に資格が採用の場で優位に働くこともあると思います。また資格取得が勉強のモチベーションにもなるので、資格取得について否定はしません。でも、資格はどこまで行っても振りかざすものではないと思っています。

”語学はツールにすぎない”とよく言いますが、”資格もツールにすぎない”のではないでしょうか。私自身も肝に銘じたいところです。

ただ、一方で「そんなに資格持ってても役に立たないよ」「そんなに資格持っててどうするの?」と人のやる気をそぐ意見をしてくる人もいます。
(同じ数だけ資格を取ってから言ってほしいものですけどね。)

そんな人には仕方がありません。まずは「あなたに1ミリでも関係ありますか?関係ありましたっけ?記憶にございません!」と心の中でつぶやきましょう。それから「そうですよね ❤」ととびっきりのスマイルとともに華麗なるスルーを披露しましょう。

今まで持っている資格の整理をしたことがなかったので、一度整理したくてこの記事を書いてみました。が、けっきょく資格はいいものなのか、悪いものなのか……何が言いたいのかわからなくなってきました。

一言で言うなら、『資格はあっても甘えるな』というところでしょうか。名言風に決めて記事を締めたいと思います。

さいごまでお読みいただきありがとうございます。
心よりの感謝を~☆

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