今日の哲学➀:実存は本質に先立つ

どうもこんばんは、ラモスです。
今日は私の好きな言葉について語っていきたいなと思います。今回は特に構成も考えてないので、短めです。「実存は本質に先立つ」、この言葉皆さん知ってますか?かの有名な、実存主義の代表的な論者の一人であるサルトルが言った言葉なんですけど、簡単に言えば、「人間は生まれながらに本質(=生きる目的)を持っているのではない、本質(=生きる目的)がある前に、実存(=存在)がある」ということです。日本のことわざで「トンビが鷹を生む」っていうものもありますね。これも本質的には同じことを言っているんだと思います。トイレットペーパーにはお尻を拭くという本質があるし、シャーペンには文字を書くという本質があります。しかし、人間はどうでしょうか。人間には生まれながらにして本質はありません、あるのは実存だけです。よく世間では親ガチャとかなんて言葉がありますが、生まれた環境や境遇によって、その後の人生が決まるなんてことは極論もいいとこです。もちろん、関係ないとは言いませんが、、、実存だけしかないのであれば、そこから本質(目的)は自分で決められるはず。自分の境遇に悲観したり、才能の無さに嘆くこともありますが、自分の人生は自分で決めていくことができる。この感覚をもつことが心を豊かにしてくれるような気がします。

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