ネガティブな想いに蓋をしてない？

「モヤっと」したときどうしてる？

他の人の言動で、ちょっとモヤモヤとしたり、カチンとくること
ありませんか？

そのときに自分はどんな反応をしただろうか？
と振り返ってみることで見えてくるものがあるかもしれません。

フリカツの記録

フリカツとは
昨日の出来事を振り返り、心揺さぶられたことを３つピックアップ。
どんな感情を抱き、どのように反応したのかを自分に問いかけ書出します。

そのうえで、どのように捉えなおしをすればポジティブな出来事だったと感じられるかを考えて行きます。

フリカツサイクル

起きた出来事

ある仲間の言動で気にかかることがあってモヤモヤしていたんです。
そのときは、さらりと笑顔で大人な対応をしたのですが、翌日、まだ気になっていたので、相手の言動に対して自分が感じたことをシェアしてみました。

どのように反応し、行動したのか

自分では「考え方が違う相手がいるのは当たり前のことだ」と受け止めて、解消していると思っていましたが、話しているうちに無意識に相手の言動に対して批判的なとらえ方をしていることに気づきました。

どんな感情や思いが湧きあがったのか

相手に対して、批判的な感情が出てきた自分に気づき、無意識にやっていることに対してがっかりしました。また、望んでいる 在り方と現実の姿にギャップのある自分に絶望して、こういうことを今までやってきていたんだという怖さを感じました。 

もしかするとこうした無意識に持ってる批判的なところがにじみ出ていたために人が離れてた過去があったかもしれないという、残念さと恐怖の入り混じった感情を感じました。

その反応や行動によって何を得たか

今回は、自分の心の中にある根深い思い込みと心の動きについて客観的な気づきを得たのが収穫です。

モヤっとする自分に対して、「そんなことでモヤモヤするなんて器が小さいぞ！」と自分をマイナスジャッジして、自分否定したことで、こじらせたのだということです。

ただ、そのままではバランスが悪いので、次は相手を評価してしまうことで、自分に対するジャッジを取り消そうとしたと考えています。

どんな思い込みがあって感情がでてきたのか

自分にはマイナス感情、マイナスな反応があってはいけない。ネガティブな捉え方をすることはだめだ。という思い込みがあって、ネガティブな感情は取り消さなければ、という前提を根深く持っています。

ネガティブはだめ、ポジティブはいいという思い込みです。

今回は自分の感じた「モヤっと」はネガだとジャッジしたわけです。

本当はどんなふうに対応したり、どんな在り方でいたいか

モヤっとすることもあっていい。人間だもの。
そう受け止めて、何らジャッジをする必要がないということ。
よく自分の感情に気づいたね、嘘つかずに自分を見ることをできたね、と自分に〇をつけてあげられる在り方でいたいですね。

この出来事は何のために起こっているのか、どう活かしたら幸せになるか

自分の在りたい姿の修正のために起こったイベントだった！

自分に対してどのようなビジョンを描いているかって、生き方を決めるうえで大事なポイントだと思います。

いい人でありたいという理想の在り方は時として、「聖人君主でありたい」という現実的ではない歪んだ理想像として投影されることがあります。

同じように優しい人でありたいという想いもそうです。優しい人であっても、不快に感じる言動があれば、その時に「モヤっと」はするもの。そうした感情の動きをダメと捉えず、その後、どのような言動で対応したかにフォーカスしていきたい。自分の理想としている人間像が歪んでいるということに気づけた出来事でした。

まとめ

人はこういう人で在りたいという理想の人物像を持っているものだと思いますが、あまりにも高い理想を掲げていたり、人間像が歪んでいると、自分否定に走りがちです。

根深く持っている歪みに気づくことができた、大きな意味のあることだったと感じてます。

ソラ飛ぶ保健室は、昨日の出来事を感情にフォーカスしながら振り返り、捉えなおしをしていく「フリカツ」をテーマにしたコミュニティ。
深刻にならず楽しみながらやろう、ということでエンターテイメントフリカツを推奨している場です。
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