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気分はジェットコースター【20240808】

 夏、うだるような暑さ。湿気がたっぷりと含まれた熱気は身体にまとわりついて離れてくれない。日差しが眩しすぎて、ろくに目を開けられず、今日のわたしは本当に怖い顔をしていたと思う。ずっと眉間に皺が寄っていた。暑すぎた。

 夏期講習に行っている。英語と数学。どちらも自分が通う高校よりも偏差値の高いところに通っている子たちが多くて、毎度レベルの差を実感。そういうときのわたしも、あまり人に見せられない顔をしていると思う。

 今日の授業は二コマ合わせて250分。文字にしてみて恐ろしくなった。そりゃ頭痛がこびりつくわけだ。さらに悲しいことに、これは明日もある。ああ、残念。

 ふと視界で留まった子が、背中にうさぎのような汗のシミを残していて、笑ってしまった。この炎天下の中で、大きなリュックを背負った故なのだろうけど、あまりにもはっきりと、そこにはうさぎがいて、とてもかわいかった。同じくリュックを背負っていたので、そんなふうになっていないかドキドキしたけれど。

 塾は雑居ビルの中の7階にあるので、エレベーターを使って上がるのだけれど、授業終わりは降りたい人で渋滞になる。みんな大抵途中の階で降りて、わたしは1階まで。だからわたしは、開くボタンを押しているのだけれど、今日はそれに気づいて何度もわたしに頭を下げてくれた子がいた。わたしが気づくまで、何度も。とても嬉しかった。

 これを今、寝転びながら書いているのだけれど、天井に虫を発見。鳥肌パラダイス。虫は嫌いだ。何が嫌いとかできれば言いたくないと思いつつ、虫は本当に無理なのだ。自然の中の虫は許容範囲ぎりぎりだけれど、部屋の中の虫は一発アウト。日が変わる頃ということもあって叫ぶのを堪えたわたしを褒めてほしい。

 そんな感じの1日。


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