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　日記を書こう、と意気込んで一ヶ月も経たないけれど、継続不可能の文字が頭の中で大きく浮かび始めた。
　まあ、この性格だし。書きたいと思う出来事が毎日起こるわけでもないし。でも、日記を書くのをやめたいわけじゃない。自分の日記って恥ずかしいけれど、おもしろいのだ。
　だから、数日分の日記をまとめることが一番いい案であるような気がした。そうしている人達もnoteにはたくさんいるみたいだし。あ、そうそう。わたし、人の日記を見るのがとても好きみたい。スキした記事が、人様の日記で埋まっている。とても楽しいし興味深いので、どうか皆様書き続けてくださいな。

【20240815】

　髪のセットをしているとき、インスタで見たストレートアイロンで髪を巻ける方法をふいに思い出した。一房だけ手にとって、やってみた。思いの外うまくいって、けれどそれは期待どおりではなくて、半分より下が巻かれた一房のできあがり。自分で見て面白かったので、母に見せた。笑ってくれた。その笑い声に反応した兄は、なにそれ、と呆れてみせた。

　学校研修で海外に行くことになっているので、パスポートを取らなければいけない。その写真撮影に父と挑んだ。父の携帯の中にいるわたしは、わたしが思う以上にかわいくなくて、衝撃を受けた。いやだー、と喚いて何度も撮影。規定が細かくて、ようやく撮れたマシな写真も弾かれた。数十分して、父の心が折れて、また今度挑戦することになった。

　まるちゃんのステッカーを手帳に貼った。最強。

【20240816】

　最近、朝起きてから1時間くらい携帯を触ってしまう。後悔するタイプのいじり方なので、典型的な時間の無駄遣いだ。スクリーンタイムが怖くて見られない。けど、ここでそれを公開とかいう枷をつけたら、マシになるのだろうか。
　こんなことを書きながら、久しぶりにゲームをインストールした。面白くてついつい触ってしまう。なにがしたいのか、と自分に呆れてしまうけれど。

　メイクをしたい、と思った。昨日、他人から見た自分の顔を見たような気がして、その自分の顔がとてもかわいくなくて、せめてプラマイゼロの状態にしたいと思った。初めてインスタでスクールメイク、と検索した。いつか実践できたらいいな。世界はかわいいで溢れているのだから。

　とある方の記事にミスドについての一節が書かれていて、表現の仕方が素敵だなあと思っていたら、我が家にもミスドの箱があった。母がUターンしてまで買ったものだそう。かなり驚いて、ちょっと嬉しかったから、勢い余って言ってしまった。ちなみにnoteのことを『人の日記が読めるアプリ』と謎の説明をしてしまったので、母に「盗撮してるってこと、、？」とかなり怪訝そうな目で見られることとなった。

【20240817】

　手の先に色をのせてみた。やっぱり利き手はうまく塗れなくて、母に笑われながら何度かやり直した。色はコーラルピンク。わたしだったら絶対に選ばない色だけど、わたしが選んだ色はどうやらまだわたしには似合わないそうなので、大人しく母の選んだ色を使った。ネイルをしているっていう事実だけで、テンションが上がる。

　夏期講習で、授業中に手帳を開いている子がいた。単行本サイズで、それなりの書き込みがあった。人の日記も気になるけど、人の手帳も気になる。どれだけ人様の個人情報を知りたがってるんだ、って感じだけど。

　身内を褒められたら否定しないといけない。母にそう教えられているけれど、わたしはどうしても遂行できないようだ。
　だって嬉しいのだ。大切な人達が褒められているのが、わたしにとってとても嬉しくて思わず頷いてしまう。そんなわたしを見て、褒めてくれた人はどう思うだろう。まあ、わたし自身を褒められたときは精一杯否定しているから許してほしい。

　Vaundyのポストカードを手帳に挟もうと思う。きっと最強。