最近のエネルギー泥棒さんは最初いい人が多い訳

「エネルギー泥棒さんには気をつけましょう」「エネルギー泥棒さんから逃げろ！」と最近よく聞くワードと思います。

エネルギー泥棒さんって何？
人それぞれ感じ方があると思いますが、
私が定義するには、
・基本的に自分は優しくていい人と思っている
・一見謙虚で物腰が柔らかい
・相談と依存を履き違えている
・自分で考えようとしない
・人の評価の仕方が自分目線の自分の物差しのみ
・相手に対するわきまえがない

いきなり怒っていたり、愚痴ばっかり言ってたら、
「ヤバっ離れよう」とすぐわかるので、
テリトリーに入れずに離れるのですが、
最近のエネルギー泥棒さんは、
わかりにくい・・・
テリトリーに入れてしまってから
本領発揮が始まります。

あまり関わらないでいい場合、
適当に理由を付けて距離を取り、逃げられるのですが、

中にはそういう事ができない場合があります。

例えば、
職場の同僚
近所付き合い
新たなクライアント
新たなビジネスパートナー
サークルなどで知り合った仲間
などなど・・・

私は会社経営をしていますが、
滅多に人が集まるところへ顔を出すことがありません。

名刺交換をした途端の、
あの
「海外販売の方法を教えて下さい！」
「貿易で今度相談させてください！」
の食らいつかれるようなエネルギーが
たまらなくイヤでぐったりしてしまうからです。

人が集まる場へ顔を出す回数をほとんどなくし、
気をつけていても、
どうしても遭遇してしまいます。

自分の波動が悪いのか？
自問自答したことも何度もあります。

答えは、昔と違って
人が求めるスキルが今ある。
ヘンに心臓に毛が生えてしまい、頼もしく見える。

私の場合、会社経営しているので、
OLの頃と違って、
人が集まる場へ行かないようにしていても
それなりに人と知り合う機会が
OLの時より多いから仕方ないと思っています。

また経営という舞台にいるので、
お金儲けやら、損得、利益、などのエネルギーで
どろどろしたエネルギーが渦巻いている世界でもあります。

弱く見せて利用しようと思ってくる寄ってくる場合もあるでしょう。
たくさん今まで騙されたり、
お金を取られたり、
利用されたりした事ありますし、
気をつけていても
それでも定期的に遭遇してしまいます。
いいご縁も多いので中にはそういう方に遭遇しても
事業をしているので仕方ないと思っています。

今は昔に比べ、
搾取される前に気づいて
逃げることはできるようになりました。

今までの経験上ですが、
こういったエネルギー泥棒さんは、
基本的にフィルターがかかっています。

どういうフィルターかというと、

「自分にとって都合の悪いこと。自分が知らなければいけない本当の自分」
をスルーするフィルターがかかっており、
このフィルターがある以上、
絶対に本人気づきません。

そして、びっくりするような
本人にとっての都合の良いストーリーが始まり、
「周りが悪く、こんな目に遭っても、こんな事をされても、
そんな中でも頑張って人に優しくしている自分」
という着地点に収まってしまうのです。

本人が認識している自分の現在地は、
本来のその方のブラックな部分と
かけ離れた場所に現在地を設定しているので、
どれだけ、話ししても、全部耳に届いていないのです。

これぞ、養老孟司さんがおっしゃる
「バカの壁」なのです。

とにかく問題のすり替えが関心するほど上手。

でもこのフィルターが自己防衛になっているのでしょう。
それを他人がどうこう剥がすことができないのです。

これをスピリチュアル的に言うと、
波動が違うとか、縁が違う
という言葉を用いるのかな？

ただ、最近はエネルギー泥棒さんの方が上手で
あちらから
「この人と私はご縁がない」
「こういう事が起きたということは
こういう人と付き合ってはいけないという合図」

と、エネルギー泥棒さんの方が
都合よくよくうまく纏める傾向があるかもしれません。

薄っぺらい言葉で言うと「たちが悪い」。

誰とも関わらずに生きていく訳には行きません。
どんな殺伐とした世の中であっても、
手と手を組め、分かち合える人はたくさんいます。

そういう方々と出会うと同時に、
今はこういったエネルギー泥棒さんが混在しています。

スルー力を鍛えるしかない。
なぜならば、「バカの壁」がある以上
全く向き合って話合えないから。

人は話せばわかり会えるって時代もあったはず。

でもこういったエネルギー泥棒さんも
同じ様に、
「人と分かち合って支え合いたい、もう変な人に出会うのはイヤ」
と心から思っていると思います。

なので、言えることは
自分がこの人と関わってなんだかモヤモヤすると
感じた場合は、そっと離れる。

人生の勉強として、魂を磨くための勉強材料として
自分の前に登場する場合もあるので、
一概に逃げるのもよくないかもしれませんし、
勉強と思って、余分なエネルギーを消耗するのも
よくないかもしれません。

どちらがいいという答えは
その時々の判断は、
自分でしかわからないかもしれません。

私は逃げる時もあれば、意見を言う時もあります。
こういう時、はっきり私は自分の意見をいうので、
そのままご縁がなくなることが100％です。

という事は、
私の場合、
関わらなければいけなくなった場合、
スルー力を鍛えるしかないと思っています。

自分の意見を言わず、「事なかれ」ということではありません。

はっきり自分の意見を言えるので、
海外ビジネスができている自分もいます。
なので、これが自分の資質と思って、
良いも悪いも受け入れるしかないかな。


スルー力の重要さは私にとって課題です。
外国とやり取りすると、バンバン意見を言い合いますし、
それができないと海外ビジネスできない。
でも日本であれば、なかなかこの性質生きにくいです。
これからますますスルー力が必要になっていくと
自分に戒めています。